変わり映えのない日の日記を書くよりも気になったことを1つ。情報元はせんかりぜーしょんさんから。
長いぞ。
IIDXで曲の速さに合わせて光る「判定バーの上部・エフェクタ表示・曲進行バー」だが、
基本的に1拍ごと(4/4拍子なら1小節に4回)の周期で光っているというのは気づいてる人も
多いだろう。だがbpmが変化したり小節の長さが変わったりするとその光り方はどうなるの
だろうか?気になったので独自に調べたら(※)、結構面白いことがわかった。
光り方は大きく分けて2種類のパターンがあるようだ。どちらにも共通して、光りだしてから
光が消えるまでを1周期とすると「小節頭には周期がリセットされる(小節線では必ず光る)」と
いうことは決まっている。
・パターンA:2小節目を4分割した長さを1周期として固定。拍子がほとんど変わらない
曲ではこのパターンが多い。なぜ1小節目でないかというと、1小節目はイントロ調整のため
長さが他と異なることがあるからだ。ソフランなどbpmが変化する曲でもこのパターンのようだ。
なので大桟橋の速い部分では1小節で2周期しかないし、Move Meの遅い部分では1小節で
8周期もする。Cradleではbpm188になるあたりでは周期と拍が合ってないとかいうことも。
また惑など3/4拍子の曲でも1小節内で4周期している。
・パターンB:現在の1小節先の小節を4分割した周期。拍子がころころ変わる曲(Golden
Hornなど)ではこのパターンのものが多いが、変拍子が1部でしかもx/4拍子のもののみな
曲(Wonder Bullfighterなど)はパターンAになる。変拍子の前後ではちゃんと拍通りに
光ってないことが多い。
以上2つのパターンを挙げたが、それに加えて「x/8拍子では光り方が倍速(周期が半分)
になる」ようだ。murmur twinsに9/8の小節があるが、そこだけ明らかに点滅が速く
なっている。面白いのはabstractで、x/8とx/4が混ざってて速くなったり遅くなったり
忙しい。21・55小節目に至っては当小節が7/8、直後が5/16なので、5/128の周期で点滅する
ことになる。1小節内で22.4周期してる計算になるのだが、あまりに速すぎるので見た目には
光りっぱなしになってたりする。
ところで蠍火は7KEYS・LIGHT7とANOTHER7・DPで光り方が違っている。ANO7・DPは
パターンBとわかるのだが、N7・L7は4/4拍子の小節で1周期のみ光っているように見える。
しかしおそらくこれはパターンAに該当するのだろう。蠍火の2小節目は15/4拍子であり、
4分割すると15/16、つまり4/4拍子小節の15/16を1周期として光っているのだ。
テンポが速いのもあって丁度1周期に見えるのだろう。
※ちなみにこれらはAC 9th以降で譜面撮影した際に残ってた動画を資料とした。なので1部の
曲はREDでは違う動作になってる可能性があります。ついでに言うと家庭用の光り方は適当で、
bpmに依存して変化するのだが、AUTO PLAYで見ていればわかるようにどんどんずれていっている。
これは「小節頭には周期がリセットされる」処理がされていないせい。
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