IIDX Consumer


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RAGGA JUNGLE5PM ETERNALGUHROOVY fw. NO+SHIN★★★★★★★180 1P & 2P
 イントロはなぜかファミコン音源で落下音→爆発、今回のGUHROOVYはL.E.D. vsではない。 序盤はレゲエのゆっくりしたテンポ(ゲーム内bpmは倍速)だが、すぐにJUNGLEらしいブレーク ビーツが流れる。NO+CHINのラップが全編にわたっていてレゲエな雰囲気を醸し出しているが、 どちらかといえばたまに入る女性の声(女子高生っぽく聞こえる)が気になるのだが。
 bpmの特性上8分構成になっているが、微妙なズレが多い。そして3〜4つ同時押しに加え 全体的にスクラッチだらけでかなり難しい。25〜32小節目の同時押しの連続地帯が一番の 難所だろう。その後も鍵盤+スクラッチのテクを必要とする配置が続く。ANOTHER7は 全SP譜面中最多スクラッチ数を更新(250枚)、5小節目以降毎小節皿を回すことになるが、 特に終盤での同時押し+スクラッチの難度が格段にあがっている。このあたりでズレ譜面の 恐怖を味わうことになるだろう。
 ムービーは5鍵レゲエ曲でよく出てきた「JAMおじさん」に似た人が出てくるアニメーションと NO+CHIN氏の収録風景。ノリノリに見える割に歌に勢いがあるものではないので なんかギャップを感じるが。

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DISCOTHEQUE80's CAPSULEめ組upper-slope ★★★★☆☆☆1251P only
 LOVE BOXに続いてレトロなDISCO路線、といっても最近の曲とはまた違ったノれる1曲。 歌詞には80年代前後に流行した曲や言葉がたくさん使われている。CS 9thのV-RAREサントラを 持っていればLong Versionとともに歌詞も確認できるぞ。Wow Wow 70'sをボーカル曲に変化 させたという感じだろうか、ムービーにアフロも出るし(笑)そのムービーは今回も岡めぐみ 出演によるセクシーな振り付け……というより加工の方が目立って今となってはちょっと ダサく面白く見えるかもしれないが。
 7KEYSは16分階段や同時の連続など、テンポも上と考えると★4どころか★5のLOVE BOXよりも 難しいのは明らか。リズムもシンコペーションなものが多く覚えづらい。ANOTHERは3〜4つ 同時押しが頻繁に出てきたりそれが16分の連続になっていたり、前半よりサビのあたりで やや簡単になるので、そこで回復できればというところ。

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LIQUID FUNKACID VISIONL.E.D. ★★★★★★★★1821P & 2P
 OUTER LIMITSにDRUM'N'BASSの要素を加えたような曲。5鍵6th MIXでDRUM FUNK(ジャンル)を 聞いたことがある人は、ドラムパートが似ていると感じるかもしれない。ベースか低音の ブラスなのか(あるいは両方か)が前半の主旋律を作っている。小節の頭に休符があったり、 後半の鳴き声のような高音の変則的なリズムのせいで変拍子があるように聞こえるが、 曲通して拍子・bpmは一定である。
 7KEYSはドラムパートのほとんどを叩かされる、16分の交互が多い譜面。小ブレイクの 前後にあることが多いスクラッチには用心しよう。後半から変則的なリズムで同時押しの 連打が来るので目押ししてずれないように。ラストの交互+スクラッチは無理して皿を 取りに行ってどっちもミスするなんてことにならないように。ANOTHERはメロディとなる 音が同時押しとして追加され、16分交互の間に入り込むなんてことも。妙な2連打も 増えていて小さなミスが積み重なってなかなかゲージを保てないかもしれない。
 DPは右手に16分の配置がくることが多い。特にANOTHERはドラムパートがほとんど右に 寄っている。同じ音でもいろんな鍵盤に移動しているので、常に手を広げて弾くように 心がけよう。

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WORLD/ELECTRONICABeyond The Earth 猫叉Master★★★★★★★ 1401P only
 CSポップン10から「コンテンポラリーネイション」が移植。メロディはNORTHなどの ケルト調で民族風なのがWORLD=NATION、それでいてシンセ音をバックに使っているあたりが ELECTRONICA=CONTEMPORARY(現代風)なのだろう。ジャンル名はポップンのままでよかった 気もするが。メインの郷愁メロディも印象的だが、それに重なるベースの流れも忘れては ならない。同じサビパートでも終盤のベースだけ変化する部分などは聴き所だ。 もちろん至るところで使われている声ネタも嫌でも耳に残る。
 曲が長いのでNOTE数だけ見れば大変そうに見えても結構スカスカな配置もあったりする。 サビパートはメロディ+4打ちで簡単、その分中盤などパーカッション連打や16分シンセ+ ズレのあるスクラッチ地帯が難所となる。4つ同時+皿の連続も気をつけたい。それ以上に ラストが同時押しの連続で終わっていて落としにかかっている。ANOTHER7はAA (A)に次ぐ歴代2番目にNOTE数の多いSP譜面となっている。もちろん曲の長さもあるが どの箇所も叩くパートが2種類くらい増えているといった感じだ。中盤のズレのある 6つ同時押し+スクラッチの連続は圧巻。それでもラストまでには回復できるので、 これもやはりラスト4小節の勝負になりそう。
 ポップンではイマ(Yima)という古代人のようなキャラクターが使われていたが、IIDXではSTEP INTO THE NEW WORLDの人が中世をイメージしたキャラクターのアニメになっている。ポップン から入っている人はイメージが違うと不満の声もあるようだが、古代・中世・現代(コンテン ポラリー)と全部違ってるあたりに逆に面白みを感じる。

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NU STYLE GABBABLUE MIRAGEDJ CHUCKY SP:5,10,12/DP:5,9,11170
 CS 10thで曲提供したDJ CHUCKYが、またもHARDCORE系楽曲を提供。序盤はバスのきいた トランスコアなのだが、リズムにだんだんとNU STYLE GABBAによくある3連符が入ってくる。 最後には完全に3連符だけになり、それまでの進行からは全く別曲にも聞こえる。どちらかと いえば、前半の展開だけで1曲作って欲しいと思うのだが、それだとシンセ部分が同じ フレーズの繰り返しで単調になってしまうからだろうか。序盤のシンバル連打の間に無音に なるのは、今までのIIDX楽曲にはあまり見られない斬新な演出。
 HYPER序盤のスクラッチゾーンはリズムを知っていれば拾いやすい。そこを抜けると しばらく16分鍵盤メインの譜面が続く。終盤は同時押しが多い3連符で、4鍵盤がやや 撮りにくいのと連続スクラッチ+縦連打で大きくミスしないように注意。ANOTHERは★12、 なんといっても序盤の16分皿の嵐が圧巻だが、一番の難所は16分で螺旋状の配置が見られる 8小節。ここで2%でもノーマルクリアは一応可能だが、ラストも同時押し+スクラッチの 連続で回復は困難。家庭用追加の中では一番の難曲だ。ちなみにDPになると随分簡単に なるのは、HYPE THE COREの反省か。

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HIPHOPc-r-a-c-k-ERGWASHI ★★★★☆☆☆961P only
 食べ物の方ではなくて大きな音を鳴らすものの方。日本語ラップだがいかにもHIPHOPな曲調、 というかコード一種類で変化なし……でも何度も繰り返される連打音は覚えやすく耳に残る。 サビの「る〜る〜る〜」とか言ってるのは謎だが。
 メロディはほとんど同色鍵盤の同時押し、しかも16分連打ばかり。16分連続スクラッチも あるので★4は少なすぎる気が。テンポが遅いのが救いか。Doubleは片方に146など押し づらい3つ同時押しの連打などがあり特に左手が同時押しになれていないとクリアは遠い。
 (040527追記) 歌詞カードによると「ヌ〜ヌ〜ヌ〜」らしい。それだけ。

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BALLADChangesRYOTA MITSUNAGA ★★★☆☆☆☆701P only
 「Always」がヒットして一躍有名になった光永亮太が、数ヶ月前にインディーズで出した 曲らしい。英語メインのボーカルでゆっくりとしたバラードで、中華風のメロディも印象的だが、 やはりその詠唱力を気にかけるところだろう。
 とにかく遅いのでHS4。初めのうちはリズムがつかみにくくてGOOD連発かもしれない。 メインメロディの767・212などの16分より狭い連打にクセがあり、スクラッチが 同時に入ってくるところもあってなかなかコンボをつなぎ辛い。まあ見切れないって程の 譜面ではないのだが。

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DRUM & BASSDAWN -THE NEXT ENDEAVOUR- L.E.D. fw.堀澤麻衣子SP:7,9,11/DP:7,9,10 183
 ポップンに同名曲(SFポップ)が存在するが全くの無関係。サブタイトルのENDEAVOURは 宇宙船の名前にもありL.E.D.らしくかっこいいが、日本語訳すると「努力」となり なんかイメージが全く異なるような。CS 9thのPHOTONGENICと同じジャンル、同じアーティスト による続編的楽曲である。前回と同様、ドラムパートよりもシンセが前に出ていてTRANCE寄りに なっているが、それよりもボーカルに力を入れているという印象がある。歌い方も伸ばす音の こもったような変化に特徴があり、Aメロ・Bメロ・サビという関係がはっきり していて、DRUM&BASSというジャンルながらポップス的要素も持ち合わせている。
 高速8分同時押し譜面で、とにかく曲が長いのでクリアには体力も必要になる。HYPERでは 大体が2つ押しまででパート終わりに16分の交互ドラムロールがあったりする配置。どこも 平均的な難易度で、このくらいの譜面が感覚的に叩けるようになると楽しい。ANOTHERも 2つ同時押しがほとんどだが、同時押しの回数自体が増えており、また16分混じりの周辺が ややミスしやすくなっている。特にラスト手前のスクラッチがらみの一帯は変則的なので 要注意。DOUBLEはNOTE数が多いにもかかわらずSPよりレベルが低いという評価だが、 両側ともほとんど単発、16分配置も少ないのでまあ納得か。

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TRANCEdissolvekobo ★★★★★★☆1401P only
 家庭用6thからの移植でAC8thでは同じ作曲者のentranceをPLAYすると登場する隠し曲。 ベース音から始まり、ブレイクビーツ調のリズム。ピアノ音が増えていき、シンセメロディと ピアノ旋律の掛け合い。タイトルのとおり溶けていくような、神秘的でまさにTRANCEと いえる曲。それなのにムービーは……THE BIG VOYAGERの人型が回転したり、文字ばかり 強調したり。特に最後のカタカナで「コボ」と大きく出るのは、さすがに曲の良さを 減らしてるとしか思えなくて残念。
 7keyは後半のピアノが難所となる。1234567Sな階段や、3つ同時押し連打でミスを減らせる ように。Another7は前半にベース音を叩かせて密度がかなり濃くなってるが、後半は変わって いないので、7keyとは逆に後半が回復地帯となる。14keyは☆7禁だが、これも最後のピアノ 階段を上手く弾けるかが全てである。

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ORIENTAL AMBIENTDENGUEMacky ★★★★☆☆☆1001P only
 DENGUEとはデング熱という病気のこと。しかし曲調は穏やかで、東南アジア系のAMBIENTと いったところ。何度も繰り返されるメインフレーズは曲を聴けば忘れられなくなるほど 頭の中を何度も流れ、それがタイトルを示しているのだろうか。
 メインフレーズは8分同時押し。遅いのでHSをかければ大したこと無いが、後半の16分より 狭い連打がある箇所でコンボを途切れさせられそう。ラストのメインフレーズにも16分が 入ってくるので油断は禁物。

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TRIPHOPDUNEnapakick feat. Taja ★★★★☆☆☆781P only
 DUNEとは砂浜のこと。「Summer Vacation」といい、TRIPHOPは海に合うような曲なのだろうか? 前作「Trancemission」とはうってかわって穏やかで神秘的な曲。静かなBGMだけによく 聞こえるボーカルと、メロディを作るベースが印象的。ラストのギターも耳に残る。
 遅いのでHS必須。さらに16分中心でスクラッチも多いので★4にしてはちょっと難しいかも。 14keyはラストに同時押しを含む16分連打が片側ずつ出てくるので、場所を覚えておいて 引越しを。

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JAPANESE REGGAEEndless Summer Story DJ Yoshitaka feat.星野奏子SP:2,6,8/DP:2,6,895
 CS IIDX REDに引き続き、DJ Yoshitaka・星野奏子によるユニット。REGGAEとあるが パーカッションの一部がそんな雰囲気というだけで、バラードといった方がしっくりくる。 ボーカルの安定度は毎回のことながら、今回はDJ Yoshitakaもラップではない歌を歌っている。 歌の内容が恋愛を男性・女性のそれぞれから見たものになっているからであろう。 ムービーはドラマ仕立てとスタジオ収録風景の2つが入れ替わりでてくるというもので、 ドラマ側の男性はDJ Yoshitakaではないが、スタジオ側には一瞬出てくる(40小節目あたり)。 ドラマ側の内容がもう二人が別れたような演出をしているように見えるのだが、 最後の最後でそうじゃないということがわかる。
 bpmが100未満の遅い曲なのでHS・SUD+を駆使しよう。Bメロ・サビの終わり・間奏 に16分や24分などの階段が固まっているが、HSを上げていれば階段に見えず単発ずつ 降ってくるだけと思えるだろう。ANOTHERになると同時押しが増えるためさらに階段 らしからぬ譜面になる。バスドラ1鍵の16分より狭い連打で何度もミスしないように 気をつけよう。

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TECHNOentranceKobo project with Masa ★★★★★★★1801P only
 家庭用5thからAC7thへの移植曲で、7thでは隠し曲、8thではこの曲をPLAYすることで同作曲者の 隠し曲"dissolve"が現れる。TECHNOとは単純なジャンルではなく、高速ブレイクビーツがリズムを 作っているのでドラムンベース、と言いたいがベースはメロディをなさない。そして4打ちでも ある。またメインらしきメロディも焦らして曲の後半でやっと現れ、数回繰り返してすぐに 消える。しかし曲の終わりのテンポが半分に聞こえる(bpmはそのまま)ブレイクビーツと ピアノアルペジオは一番の聴き所。
 譜面の序盤では4打ち+スネアの8・16分の混ざった連打というのが難所。 メインフレーズの部分はもう一つ別の、音が聞き取りにくくて何を叩いているかわからない フレーズを叩かされる。終盤は曲は落ち着いて8分メインになるがほとんど同時押しなので、 あとはbpm180という早さとの勝負だ。

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HARDCOREErAseRmoToR maXimUM L.E.D.-G VS GUHROOVY★★★★★★☆ 250none
 タイトルの大文字・小文字部分を間違えないよう(笑)「250bpm」に匹敵する早さ、 ダークさのあるHARDCORE。イントロはドラムパートもゆっくり刻んでいるように聞こえるのだが、 メロディが入ってくると途端に激しくなる。中盤のブレイク後に出てくるフレーズは 何度も繰り返されるため、この手の曲にしては耳に残りやすいのではないかと思われる。
 オブジェ数は250bpmよりも多いから★7じゃないかと思うのだが。時々出てくる鍵盤2つ以上+ スクラッチの連続同時押しというのでかなりゲージを奪われるので、どこで出てくるか予測 しておこう。あとは速さに慣れてもらうのと、スクラッチを同じ方向ばかりに回さないように することくらいか。
 (061011追記) 家庭用新曲はアーケードに移植されたバージョンで再収録という ことはあったが、それ以外で再収録というのはこの曲が初めてとなる。そしてL.E.D.曲が 再収録されると追加ANOTHERが……というのはこの曲でも該当する。ただしARCADEモードで 1〜3曲目に、ALL MUSICのRANDOM選曲で全てANOTHERでクリアすることにより出現する隠し譜面。 しかも選曲後に曲名が「eRAseRmOToRpHAntOM」に変化。序盤はややテンポが遅めのブレイク ビーツだが、途中からbpmが倍速になり、それでいて4打ちバスドラに裏打ちスネアという めまぐるしい展開に。スクラッチや声ネタもふんだんに取り入れられていて、もはや原曲とは 別ものと言っていいだろう。
 bpm270に跳ね上がる直前は間があるので、その間にSUDDEN+やHSを調整できる。高速地帯は とにかくバスドラ1鍵を意識すること。一度BADハマリするとなかなか抜け出せなくなる。 特に8分の連打になっている前後は注意しよう。また曲が長いので体力の残し方も重要。 曲を覚えてあと何小節ある、というのも考えながら叩くのがよいだろう。

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HARDCOREGo BerzerkScott Brown ★★★★★★★★1721P & 2P
 Scott Brownはイギリスの有名HARDCOREアーティストで、このGo Berzerkは10年以上も 前に作曲された同曲をリメイクしたものらしい。HARDCOREという割にはドラムパートは 4打ちメインで単純、低音メインのシンセ音が特徴あるくらいか。一番目立っているのは ポンデステーンとかトンジャステーンとか聞こえる声ネタが連呼されていることだが。bpmは 元々速いが、後半から鐘の音のようなのが連打されるのがさらに曲が加速しているように 聞こえる。クラップも多用されているの聞くと、HAPPY HARDCOREの原型のジャンルなんだなと 思わせられたり。
 それにしてもムービーの骨組みロボットは怖い……動きも怪しいし、能面みたいな 頭部になぜか日の丸扇なんか出して和風っぽく見せるところが滑稽で、一度見たら 忘れられないだろう。
 7KEYSの前半は16分混じりのシンセ音縦連打+4打ちが出来ないと話にならない。 後半は16分が取りづらく感じるが、同時押し部分を見極めていこう。繰り返しが多いので パターン化できそうだが、スクラッチが入ると指配置を崩されるので気をつけよう。ANOTHER7は 前半終わりが大分難しくなっているが、後半はそれほどオブジェが増えてなく7KEYSと 大差ないように思える。あとANOTHER14はNOTE数1972と冥や嘆きの樹に迫るオブジェ数で、 難易度であればその2曲を超えているのではなかろうか。

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HOUSE REMIXエブリデイ・ラブリデイ
-L.E.D.STYLE MIX-
Togo-chef feat.Sana★★★★★★☆133 1P only
 家庭用8th styleと同時期に発売された家庭用ポップンミュージック10には、原曲の方が収録 されている。原曲の方はよく聞いていないのだが、IIDXのバージョンではテンポアップして シンセを多様、トランスっぽい仕上がりになっている。5鍵曲"Miracle Moon"のRemixを聞いた ことがあるなら、その出来も予想できるだろう。V-RAREサントラを聞くとわかるのだが、 IIDXのバージョンでは2番を歌っているというのも"Miracle Moon"と同様だ。ムービーは ペーパークラフトのような質感でSanaをモチーフにしたらしい女の子が歌っているというもの。 周りの動物やら顔のついた物体の方が気になってしまうのだが……
 Notes900超で★6、まあ家庭用は難易度を低めに見積もることが多いから……4打ちキック+ スネア+8分メロディの配置がメインだが、スネアは16分が多用されているのでそこでリズムを 崩されず叩けることが必須。終盤はさらにスクラッチも増える。ANOTHERはそれほどオブジェ数は 増えないが、キックが16分の連打になっているところがあり、特に1鍵を叩く同じ左手で同時 押しもさばかねばならないとなると、ミスが出やすい難所なのは間違いない。

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CANTERBURY&BEATGOBBLEKimitaka Matsumae★★★★★☆☆160none
 Canterbury(カンタベリー)とはイギリスの地名。それとこの曲調と関係あるのかは知らないし、 (Canterbury Taleというと「退屈な話」という意味らしいが……)タイトルは「がつがつ食う」とか 「七面鳥がゴロゴロ鳴く声」という意味でさらにわからない。ただ、細かい効果音を連打 しているところはタイトル通りかもしれない。ムービーの「潜水艦」のとらえ方が一番しっくり くるだろう。静と動の変化を楽しもう。
 テンポはやや速め。不規則なリズムだったり、16分縦3連打があったり、連続階段のメロディを 叩かされたり。でも7keyは14keyと比べるとやっぱり簡単に思えてしまう。とにかく14keyの配置が 極悪で、片側だけで7keyよりも難しくなっている。楽しむならLight14で。

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GABBAHYPE THE COREDJ CHUCKY ★★★★★★★★1901P & 2P
 家庭用IIDXの新曲でお馴染み・GUHROOVYの店長で初参加のDJ CHUCKY氏による高速 ハードコアトラック。GABBAというと重いバスドラに声ネタを多用したものを思い 浮かべるが、こちらは声ネタはあまり目立たずHAPPY HARDCOREのような軽快なノリがある。 繰り返しのフレーズが多い中にシンセのフィルターの変化を楽しめる。中盤のシンセ ストリングスをBGMとしたパートはハードコアなのにどこか浮遊感があるのが不思議だ。
 16分が少し混じっているが、基本的には8分中心の譜面。前半〜中盤にかけて短い ドラムロールがあるので気をつけよう。特に中盤のバスドラが16分の連打になっているところは トリルありスクラッチありと一番の難所で、そこから終盤にかけて回復する形となる。 終盤も繰り返し譜面だが、左で16分を連続してさばくことになるので規則的に弾くのは難しい。 ANOTHER7は段位十段に入るほどの極悪譜面っぷりで、特に中盤でゲージを保つことが一番の 課題になるだろう。ただ単曲クリアを目指すならば、ラスト16小節の繰り返しさえできれば 2%からでもクリアできる。ANOTHER14は冥(A)に次ぐNOTE数となる無理譜面。

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GOA TRANCEHYPER BOUNDARY GATEL.E.D. LIGHT★★★★★★★152none
 家庭用6thからAC8thへの移植で、名義もL.E.D."LIGHT"に戻っているところをみると何かしらの 意気込みがあったのだろう。THE BIG VOYAGERに似ているところがあるが、細かい音が続く フレーズが覚えにくいかもしれない。中盤の3連音の連続はTRANCEにはお約束だが。
 乱打部分はVOYAGERのそれよりも難しい配置が多い。★7の中ではトップクラスで、 一部簡単な☆7禁よりも難しく感じる人もだろう。3連音+ドラム地帯もいやらしい配置が多い。 DPはやはり名実共に☆7禁であるが、VOYAGERの乱打部分をある程度繋げられるなら クリアもさほど遠くはない。

GenreTitleArtistLevelbpm
CLUB JAZZIceCube Pf.(RX-Ver.S.P.L.)高田雅史 SP:2,5,7/DP:4,8,-133
 さまざまなゲームに音楽を提供している高田氏による、IIDXでは数少ないジャズミュージック。 家庭用では9thのparamnesiaも同ジャンルだが、こちらの方がテンポがゆっくり目で、 聴かせる曲というイメージが強い。タイトルのPf.とあるようにピアノメインというのは ジャズでは珍しくないが、メロディがベースだけになるあたりで高音が小さく硬く響いて 聞こえるのが、IceCubeの所以だろう。
 ムービーは白黒の世界で街灯何本も出てくるのがsyncと似てるのだが、ピアノの音に合わせて オブジェクトを出したり、一番最後に街が一気にズームアウトするなど立体感もあり、 すごく曲に合っている。矢印が出てくるのは同じHAPPY SKY曲のScripted Connection⇒やHAPPY ANGELの影響?
 JAZZによくあるズレ譜面。ピアノ音で16分より狭い長さの隣接3連階段など度々 登場し、目押しと指使いが問われる。スクラッチは4小節ごとの終わりに固まって いる。ANOTHERはNOTE数が900を超えているのに★7というやや詐欺難度で、リズムパートも 叩かされるのでオブジェのズレ度が顕著に。またDPにはANOTHERがないが、HYPERの 時点でSP ANOTHERの分割と考えていいほどのオブジェ数で、リズムとメロディが左右に ほぼきっちり分かれて降ってくるのが特徴。

GenreTitleArtistLevelbpm
HAPPY HARDCOREin the SkyRyu☆ SP:6,10,12/DP:7,10,11180
 HAPPY SKYという名が付いていながら、ACではお得意のHAPPY HARDCORE曲を作らな かったRyu☆が、家庭用にて書き下ろし曲を提供。曲調としては静と動がある展開も 含めてAGEHAに似ている。静かになったところでバスドラだけが鳴るというのも特徴。 かすかなにin the Skyと聞こえる声は、Harmony and Lovelyでも「Sky」と言ってるように 聞こえる部分があるが、そこから入れようと考えたのだろうか。ムービーはパロディウス シリーズのこいつと、トランを融合したような全身青で頭でっかちの人型がずっと走って いるというもの。ムービー作者名がDaisuke Tanabeとあるが、Ryu☆と共演するほどだけに まさかダンサーのDaiではなかろうな?
 譜面は基本8分だが、16分のトリルや交互乱打も固まっている。シンバルスクラッチも 連続して出て来、特にラストはバスドラと同時に鳴ってさらにメロディ部分も。 ここは1Pが有利な譜面だろう。ANOTHERになるとメロディ部分が3つ同時押しになり、 この有利不利は更に顕著になる。ここだけでクリアできない人も多いだろうが、クリアできる 人には★11の青龍(A)よりも簡単に思えるだろう。★12では一番AAAが狙いやすい。DPはHYPERの 時点で、R5(A)の終盤のような3つ同時押しが左右交互に来る配置になっており、 変則的な指遣いが必要とされる。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
AMBIENTINFINITE PRAYER -floating flock style-L.E.D.feat.GORO★★★★☆☆☆ 1201P only
 THE BIG VOYAGERと同時期だが別の、INFINITE PRAYERのリミックス。こっちはゆっくりの テンポで徐々に変化していくシンセが特徴。曲が静かな分キックの響きがよく聞こえる。 時々鳴る高音もアクセントになっているのだが、表現するとしたら「R壱萬」の時報みたいと 言ってしまう(笑)
 シンセメロディの16分地帯は同時押しやスクラッチは少ない。逆に8分の方が連続 スクラッチと重なって片手で取ることを迫られる。しかも連続スクラッチは初めだけ16分に なっているので結構とりづらいが、同じリズムの繰り返しなので覚えよう。
 Anotherにするとドラムパートが一変、16分刻みやウラウラのリズムが増えてBIG BEATみたくなる。小節頭に響くような音も追加されている。当然叩きも隣接配置などが 増えて忙しいし、リズムも取りづらい。ちなみにAnotherの序盤、一瞬だけbpmが110に 変化する。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
MILLENNIUM TRANCEINORIdj TAKA feat.HAL ★★★★★★★★1461P & 2P
 dj TAKAによる家庭用では初の書き下ろし曲は、お得意ジャンルのTRANCE。2000年前後に 流行ったEURO TRANCEだからミレニアムらしい。16分シンセが延々と続く哀愁系の メロディはDistorteDのBroadbandedにそっくりだが、ボーカル(とムービー)がまた 幻想的な別世界を作り上げている。さてそのムービーだが、顔を包帯で覆った女の子の人形が 黒い影の化け物に追われているのはともかく、Auroraのアンドロイドの人がなぜか再登場。 アンドロイド=人形を意味しているのだろうか?序盤の眼球に針を刺す寸前の絵は先端恐怖症で なくともトラウマになりそうだ。
 延々螺旋16分譜面が続く。7KEYSでもNOTE数1300超なのは曲が長いというのもあるが、 体力譜面というよりは忍耐譜面と言うべきか。終盤の8分譜面くらいしか気が休まる所が ない。ANOTHERになると、その休まる所も16分で埋め尽くされ、さらに4打ちが加わって忍耐 必要度倍増。16分螺旋が必ず左から始まるので4打ちと同時できるのが楽だが、そうすると 残りを右手で取ることになり、人差し指と中指が攣りそうになるだろう。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
PSYCHEDELIC TRANCEIXIONL.E.D. ★★★★★★★★1501P & 2P
 イクシオンとはギリシア神話に登場する名前だが、この場合は海王星よりも遠い軌道の 「カイパー・ベルト天体」の小惑星の名を指す。前作「NEBULA GRASPER」も宇宙に関係する 名前なので多分そうだろう。ギターのアルペジオで始まるというL.E.D.トランスには珍しい 展開で、全体的に哀愁のある落ち着いた曲調である。ブレイクの直前に、GHOST REVIVALで 使われたのと全く同じリズムのシンバル・バスドラ連打があるのだが、CS 10thではどちらも 収録されているので、かぶらないように違うリズムにした方がよかった気もするが。
 序盤とラストは8分のリズム、中盤あたりまでは交互乱打が基本になっているが、 2・4拍目のクラップがやや邪魔に感じる。後半は16分で右上がりの階段が延々と続き、 所々オマケが付いている。ラストに少し回復できるので、★8ではやや簡単なところか。 ANOTHER7は4打ちが増える。またANOTHER14は16分のフレーズが全て右側にあるという 逆革命譜面。もっとも、階段の形状から考えれば利き手を考慮しなくても革命よりは 難しくないと思われる。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
HARD STYLE炸裂!イェーガー電光チョップ!! L.E.D.★★★★★★★159 1P & 2P
 "JAEGER FINAL ATTACK"とあるだけにイェーガーシリーズも最後?HAPPY SKYではストロング イェーガーのリミックスが収録予定だが。本曲は大きく分けて3つのパートに分かれ、 序盤は加工ボーカルの高い声をバックにサイケデリックなシンセフレーズ。ブレイク後の中盤は 8分メインのシンセでおとなしくなったように聞こえるが、また声が入るとせわしなく感じる。 終盤はシンセパートがRAVEっぽく?変化、声ネタもイェイとかホゥとか。他のシリーズに比べ 若干テンポは上がっているが、全体としては忙しい印象は感じられない。
 7KEYSは1鍵8分連打+αの配置が目立ち、2〜3つ同時押しの連続となっている。 終盤は1鍵盤を中心としたシンセフレーズにスクラッチが度々入る形で、片手で鍵盤を取れる 人なら楽かも。ANOTHER7は序盤の難度が格段に上がりHARDクリアを目指すのに大きな壁に。 中盤は回復に回せるが、終盤は4打ち追加で1・2鍵に偏り+スクラッチ増で1P不利の声も。 DPは14KEYS最多NOTE数更新&ANOTHER14も1600を超える高密度。繰り返し配置が多いが 左側の配置が2連打が多くかなり難しい。
 ムービーは当然イェーガー、今回は3Dになっていて動きの怪しさが増している。SOMETHING WONDERFULのムービーを知っている人なら列車のパロディがあって笑える かも。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
A.O.R.jelly kissTogo project feat. Sana★★★★★☆☆135none
 家庭用6thからおなじみのコンビ曲。more deep(ver2.1)に近い感じがあって、曲調も歌詞も 大人な感じが出ている。メインフレーズをなすギターの歯切れのよい音が耳に残りやすい。 ムービーから見ればTogoシェフ本人が弾いているのだろう。背景は真っ白、TogoとSanaだけを アップに撮ったこのムービーも見栄えがする。
 ギターはほとんど同時押しで配置されていて、しかも16分連打も片手で処理しなければ ならない配置が多い。5つ同時押しも出てきたり、鍵盤の間のスクラッチも結構多い。 1回目サビ終わりの3つ同時押し×6なんかも独特の配置だ。★5にしては難しいような 気もするがリズムに乗りやすい曲なのでハマればスコアも取りやすい。
 また14keyは★7だが、家庭用によくある「DPを考えてない配置」が多いので、例えば同じ Sana曲でDP★7の「Let the Snow Paint Me」と比べるとかなり難しく感じるのではないだろうか。 スクラッチをずらして取る、ということの練習にはいい曲かもしれないが。

GenreTitleArtistLevelbpm Another
HARD HOUSEjelly kiss -Midihead's Smack Mix-Togo project feat.Sana
(Remixed by Midihead)
★★★★★★★135 1P & 2P
 CS6thでの新曲のHOUSEリミックスで、北米Xbox版・DDR ULTRAMIX 3にも収録されている。 原曲のギターによる軽快な雰囲気と比べ、こちらは短調に変わり全体的に妖しい感じのする、 原曲と全然違う雰囲気の曲に変わっている。伴奏は全体的に静かになっている分、 ボーカルが聞き取りやすくなっているというのはリミックスにしては珍しい気もする。 細かいシンセを多用しているあたりはUsual Days-remixに近いものがあるだろうか。 ボーカルを切って逆再生しているようなイントロもちょっと怖いのがある意味耳に 残りやすい。まあ一番怖いのはムービーのSanaのアップだが……
 序盤の階段と連続スクラッチを抜ければ、4打ちを基本とした単調な譜面が続く。 序盤を繋げられればフルコンもできるだろう。ANOTHER7は叩くメロディが変わって 交互配置ばかりになる。クリアするにはサビの2つのフレーズを叩けるようになること だが、bpmが速くないので見た目よりそれほど難しくないかもしれない。スコアを目指すなら 交互地帯が叩きやすくなるようRANDOMをかけよう。ANOTHER14は7KEYSとANOTHER7を足した ような譜面で、左手でANOTHER7をクリアするのと同等の難度がある。

GenreTitleArtistLevelbpm
NU SKOOL BREAKSJust a Little SmileSota Fujimori SP:4,7,11/DP:4,7,11136
 同作曲者ではDistorteDのWinning Eleven9 Themeと曲の入りの雰囲気は似ており、 ブレイクビーツに重ねてギター音を強調し、藤森氏得意のシンセを細かく散りばめている。 しかし肝となる部分は後半からの女声ボーカルと高音シンセフレーズ、そして連続スクラッチ音。 アングラな雰囲気でも軽快に聞こえ、爽やかな印象されも受ける。ムービーにガラス調の 立方体が出てくるが、こちらの方がIceCube Pf.に合ってるような気もしたり。
 何はともあれスクラッチ地帯。よく見れば8小節をセットにして前半1回、後半2回は どれも同じスクラッチパターンなのだが、HYPERではそれは気にしなくていいだろう。 前半は後ろの4小節が鍵盤が多めで難しいが、後半はほぼ片手で取れる範囲なので楽。2P側は 親指で7鍵くらいは取れたほうがいいだろう。ANOTHERはBLUE MIRAGEと並ぶ256枚の スクラッチが襲い掛かる。このときパターンを覚えているとかなり楽になる。8小節の うち前半は多くて16分2連までしか出てこない。ただスクラッチだけでなく鍵盤も一気に 増えており、特に32分交互は咄嗟に押せないので場所を覚えておきたい。

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TRANCE風の谷のDREAMPINK PONG SP:4,7,9/DP:4,6,10146
 AC GOLDでも復帰予定のPINK PONGが先に家庭用に曲提供。PINK PONGといえばDREAMシリーズ ということだが、日本語混じりというのは今回が初めて。空間の広がりを感じさせる シンセパッドと曲の進行、同じフレーズの繰り返しが多いというのはお馴染み。 エレピがメインフレーズといえばそうだが、伴奏のようなおとなしさで、聴かせる曲と して徹底している。その分演奏するという点では物足りないか?ムービーは単にズームアウト してるだけに見えるが、幻想的な景色は曲にマッチしている。
 前半は8分譜面で稼げるが、後半はドラムロールのトリルやシンセ連打を微妙に分散 させた、PINK PONG曲にはよくある譜面。少しズレるとBADはまりしやすいことで悩まされる。 終盤はそれに移動する4打ちフレーズが加わって、片側に寄ったような譜面になって いる。ANOTHERはそれに4打ちキックが加わり、ラインの空きが減った分縦連打が微妙に 増えているのがいやらしい。また終盤前に左トリル+シンセ連打の一番ミスが出やすい難所が 登場。どうしてもゲージを減らしたくなければ左を同時押しで抜けるのも手。

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POPSLove Again...Tatsh feat. Junko Hirata★★★★★☆☆☆1101P only
 Tatshには珍しい、バラード調の落ち着いた曲。アーケードでは難曲ばかりなのに対して、 家庭用では簡単な譜面にしようとの狙いもあったらしい。パート終わりごとのドラムの変化や ギターの伴奏も聴き所だが、一番は当然ながらボーカル。Tatsh曲ではお馴染みJunko Hirataの歌声ははっきりよく通って聞こえるため、力強く励まされるような気分になる。 そしてムービーはTatsh曲ではこれまたお馴染みのMAYAが家庭用でも担当。線画が多いながら 花と女の子の構図が印象に残る。それにしてもCS REDには似た曲名のLOVE AGAIN TONIGHTが 収録されている上、SPの難易度が全く同じなので選曲ミスしやすく紛らわしい。
 テンポが遅い上に8分が多い譜面だが、その分若干同時押しが目立つ。一方で16分混じりの ドラム連打や階段はわかっていても譜面どおり取りにくいリズムが多い。よく目押しして いこう。ANOTHERは16分配置まわりの鍵盤が増えていてつなぎにくいように見えるが、 上級者ほどオブジェが多ければスコアが出やすいかも?中盤の折り返し階段に1・7鍵が 追加されてるのと、サビの2連打からスクラッチを含む3〜4つ同時押しの流れが ミスしやすい注意点だ。

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J-SOULLOVE BOXめ組upper-slope ★★★★★☆☆1141P & 2P
 5鍵曲"Hunting for you"や家庭用6th"Stick Around"は知的な大人の印象を受ける曲 だったが、同じ人が歌ってるとは思えない、同じ大人でもアダルトよりの歌。 タイトルのBOXはハコ=ライブハウスのことだろう。テクノやトランスなどの打ち込み系 ではなく、ギターやピアノの生演奏さが味を出している(製作過程によらず、そういう印象を 受けるという意味で)。ムービーではお色気たっぷりの衣装でコーラスとともに岡めぐみが出演。 公式曲紹介を見ると、かなりすごい人たちが出演してるみたいで……?
 サビでは4打ち+メロディライン、その他では不規則な配置。後半の16分階段が一番の 難所だろうか。テンポが遅めなのとスクラッチが少なめなので、鍵盤に集中して不規則な配置を 目押ししていこう。ANOTHERはスクラッチが一箇所に集中してやや増えるのと、サビのパートに 8分ハットが加わって密度を増す。同時押しの処理だけでなく見切る力も必要で、この場合は 遅い方が逆に難しかったりする。高めのHS設定にも慣れよう。

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HAPPY HARDCORELOVE IS DERAMINESSL.E.D.-G VS GUHROOVY fw/asuka ★★★★★★☆178none
 家庭用5thで初登場・AC6thに移植の、"starmine"以来のHAPPY HARDCORE。starmineのシンセ メロディが高音メインだったのに対して、こちらはやや低い音程と感じられる。しかしこちらは ボーカル付きで、それが高音域なので明るさは保たれている。ピアノもあるが8分アルペジオの 伴奏程度。ドラムパートはというとバスドラはお約束だが、ハット類はブレイクビーツらしく なっていて細かいグルーヴを作り出している。
 テンポが速いだけあって8分メイン、判定も甘いので高得点が狙える。ただバスドラは単純に 4打ちではなくリズム変化がややこしいので見てないとPOORを出してしまう。あとスクラッチが 正拍だけにだがやや多めで、一部鍵盤が多目のところにも配置されているのでそこでコンボが 切れる可能性も。オブジェが多い曲なので力んで叩いて疲れないように。
 (070208追記) 家庭用IIDX REDでの「ErAseRmoToR maXimUM→eRAseRmOToRpHAntOM」 のサプライズもあってか、次回作のHAPPY SKYでは同様の新曲ANOTHERが追加され収録されるの ではと予想した人も多いだろう。その期待に応えてか、HAPPY SKYのイメージにもぴったりの この曲が再収録、ANOTHERは「LOVELY STORM -LOVE IS DREAMINESS RE-INTERPRETATION-」 という長いサブタイトル。原曲とbpmは同じだが、ボーカルが無くなってシンセでのメロディを 強調したバージョンとなっている。前半には16分混じりのシンセパートがあるが、基本は8分 刻みになっている。なのでeRAseRmOToRpHAntOMほど難しくなく上達すればクリアも安定 しやすい譜面。ちなみに隠しANOTHERではなく最初からFREEで選択できる。

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2STEPmore deep(ver2.1)Togo project feat.Sana★★★★★☆☆1331P only
 5鍵GOTTA MIXに収録されていた「more deep」の2STEP REMIXで、家庭用IIDX5thに収録され AC7thへ移植。とはいえ2 STEPのリズムよりもメロディや歌の方に耳が傾くだろう。相変わらずの 意味深な大人の歌詞である……ボーカルは原曲と同じでSana、やはり「そういう曲」ばかり 歌っているのか(ぇ
 ★5の割にはオブジェの密度が濃く、鍵盤の間にスクラッチも絡んでくる。連打直後の 同時押しや、32分の連打などもあるので繋げるのは難しい。キック音である1keyが小節の 終わりに16連打になっているところは常に気をつけよう。

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CLUB BOSSAMore MoveT-Hirono feat.PAULINHO ★★★★★★★1801P & 2P
 ムービーで男女のシルエットと「ダバダバ」のインパクトが強いが、むしろ「パヤパヤ」と 聞こえてしまうのは5鍵ボッサ曲の影響か。スキャットとピアノのメロディに隠れがちだが、 小さめの音で鳴っているスクラッチ系の音がボイスパーカッションであるとこも忘れては ならない。そうはいってもこの曲といえばやはりダバダバなのであるが。REDに入ったのも ムービーのインパクトがあっての選択のような気がする。
 テンポは速く8分中心、2つ以上の同時押しが頻繁に出てくるので、曲の軽さに比べて 難度は高い。メロディラインはズレがかなり多いが、判定は甘くなっているだろうから 同時押しとして処理してもかまわないだろう。16分単位のズレに気をつければスコアも 狙いやすい譜面。ANOTHERは後半はほとんど変わってないので後半回復型になる。 あとDP譜面がやっつけっぽい分割譜面で、ANOTHER14の1P側はほぼ1・3・Sしか登場しない。 それでいてS13同時などあるからいやらしい。

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PSYCHEDELIC TRANCENEBULA GRASPERL.E.D. ★★★★★★★1521P & 2P
 L.E.D.といえばGOA・PSYCHEDELIC TRANCE。今作ではメインとなるシンセ音がバリバリ鳴って いるのが力強いイメージを与える。シンセ音がだんだん高音になっていく展開は今までも あったが、常に鳴っているがブレイクでよく聞こえる「宇宙に響くような(むしろ氷山が割れる ようなと表現した方が近い気がするが)」音や後半からのクラップ音など、硬いイメージがある 音を取り入れているのが特徴。またこの曲のムービーは(私はあまり知らなかったのだが)BMS界で 有名なTa-k氏が手がけている(もちろんそれをKONAMI側で紹介したりするはずもない)。 オレンジの空間にワイヤーフレームで表現した建造物、目まぐるしいカメラワーク。
 ブレイク以外は休符なく延々と16分の小階段の繰り返しとなる譜面。前半は4567の階段が度々 出てきてとりづらいパターン。後半は2・4拍目にクラップ追加で右側がやや忙しくなるものの、 スクラッチを除けば難易度が一定であり、集中力を途切らせなければ慣性でクリアできて しまうかも。ANOTHER7は単純に4打ち追加で、ラスト4小節は16分が右側に寄っているので ここは他よりも難しく感じるかもしれない。またDPの譜面が適当で、1P・2P側とも左側にしか オブジェが降ってこない。それでもSPの分割だから、★7にしては難しいと思う。ANOTHER14は 4打ちは追加されず代わりに前半にもクラップが鳴るなど他とは違ったアレンジになっている。

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HARDCORE BREAKBEATSOUTER LIMITS L.E.D.-G★★★★★★☆171none
 家庭用6thからのAC8thへの移植曲。機械的な音色のエレキギターのメロディとブレイクビーツの ドラムリズム。そしてベースの低音が響くというまさにハードコアに徹した一曲。ムービーも L.E.D.こと角田氏の演奏で、ダークさを醸し出している(本人はそういう人でもなさそうだが)。
初めのハット8分連打に16分が入るのが厄介だが、後には出てこない配置。ブレイク ピーツを刻むため16分の乱打配置が多いが、テンポの速さについてこられるかが勝負。 乱打後に鍵盤+スクラッチの配置も気を付けよう。

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CLUB JAZZparamnesiaShinji Ushiroda ★★★★★★☆1331P & 2P
 タイトルの意味は「記憶錯誤」、JAZZ=オシャレのイメージにぴったりの1曲。ピアノと 管楽器のやわらかいメロディにドラムパートの硬いリズムがバランスよくマッチしている。 伴奏にギター音を使っていても違和感がない、というのはJAZZよりもCLUB色の方が強いから だろうか?ムービーは人型の模型や影が走ったり飛んだりするもので、たまに動きが怪しい……
 階段が多いだけでなく、その中に32分の配置もあったりする。終盤近くには2連打の 繰り返しもあり、★6の中ではコンボを繋ぐのは難しい方ではないだろうか。ANOTHER7は 2連打地帯が中盤になるなど7KEYSから単にオブジェが増えただけの配置ではないが、 1・2鍵が一定のパターンになっていて左手が忙しくなる。後半はずっと1・2鍵のパターン なのでミスを連発して崩れないように維持することが大事。またANOTHER14は7KEYSとANO7を 足したような詰め込み型譜面でかなりの難度だ。

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DRUM & BASSPHOTONGENICL.E.D. fw.堀澤 麻衣子★★★★★★★1751P & 2P
 L.E.D.といえばTRANCE、しかし今回は初のDRUM & BASS(DRUM'N'BASSという表記じゃないのは こだわり?)。それでもシンセ音の使い方はTRANCEっぽさがにじみ出ている。ドラムパートが ハードステップな割にはボーカルとシンセの不思議な雰囲気が、神秘的な曲調に仕上げている。 一度静かになったところで流れるベースも何か歌っているように聞こえる。"NEBULA GRASPER"に 引き続きムービー担当のTa-k氏による青を基調とした画像も曲とマッチしていて見物だ。
 ★7なのにNOTE数が1000を超えている、が★7+にするとまた甘い?8分シンセ+ドラム パート地帯と、16分3連打+α地帯に大きく分かれる。ドラムパートは8分の同時押しの間に入る 16分に気をつけよう。中盤の1鍵8分+3連地帯は繰り返しなのでズレさえ気をつければ見た目 より簡単なはず。終盤にAGEHAのような折り返し階段を含む16分地帯があるが、ところどころ 間が開いているのでこちらの方が簡単のはず。ANOTHERは8分と16分が同時に来たりするが、 一番難しいのは4鍵に8分連打が入って3つ同時押しになる中盤の3小節だと思う。そこから 回復してクリアというパターンが多くなるだろう。ANOTHER14はDP十段入りで、8分連打+αの 配置が多い同時押しの連続をさばく力が必要で高難度だ。
 (070828追記) AC GOLDでIIDX RECORDS要因として他の家庭用曲と共に移植されたが、 この曲だけズレた配置が補正されていたり、DPの無理スクラッチが消えていたりと演奏しやすい 譜面に変更されている。ズレが無くなっても発音のタイミングがCS版と同じままなのかは 疑問ではあるが。

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DIGI-ROCKPRAT FALLSPÔN ★★★★★☆☆1341P only
 DIGI-ROCKというとGRADIUSIC CYBERのアップテンポなのか、5鍵area codeのような やや遅めのものがビーマニでは思いつくが、この曲はそのどちらにも属さない変った曲。 それでもロックでハードな部分は他の同ジャンル曲と同じ。ボーカルメイン、というか サンプリングを何度も再生してるといった感じだが。
 あまり選曲した覚えはないのだが、16分は多かったような気がする。後半は連続スクラッチが あって、判定のせいかBAD連発の危険アリ。それでも家庭用の中では難易度と★の数が あってる譜面なのでは?

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POPSRecollectionNoria SP:5,7,9/DP:3,7,8182
 DistoreDのMelody Lifeに引き続き、TAKA作曲・Noriaボーカルのソフトロック調の 軽快なポップス。オルガン音の使い方はKEYにも似てるし、曲名は直訳すると「思い出」 となり、これもmemoriesとかぶる。ただ歌詞の内容でメールを全部削除してしまったから またメールしてもらい集め直す、ということでRe-collectionとかけているのかもしれない。 恋愛の曲だからか、やけに媚びた歌い方をしているのが歌の特徴。ムービーはコマ送りで 物を動かすという手法が多様されている。Melody Lifeの影響か、1つの画面に何人もNoriaが 出てくる。
 HYPERはほぼ8分譜面で同時押しが多く、3〜4つ同時押しの連打というのが 何度も登場する。同色鍵盤の同時がほとんどなので押しづらさはそんなにないはずだ。 あとはbpmの速さに慣れればスコアは取りやすい。ANOTHERは同時押し連打にスクラッチが 追加され、指使いが問われる。鍵盤を片手で取れる配置だが、安定性を考えると取りやすい 手法で。フルコンを目指す場合は間奏の黒鍵16分螺旋が3小節続くところが一番の難所。 特に頭のスクラッチに気をつけよう。

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BOSSA ELECTRONICAReflection Into the EDEN猫叉Master SP:4,6,10/DP:5,7,10110
 ポップンからや他のゲームで使われた曲が移植されることばかりだった猫叉Master曲だが、 本曲はIIDXに書き下ろしとのこと。"EDEN"とあるがTЁЯRAのEDENとは全く関係なく、 どちらかと言えば日本語訳した「ラクエン」の方が近い感じがする。おなじみの不規則で トライバルなパーカッションと、南国の雰囲気漂うメロディ。それだけでなく、 ブレイクやエレピで静寂を作り出すことにより神秘的にも印象付けられる、 「天国に一番近い島」というフレーズが思い出されそうな曲である。
 いきなりズレズレの階段譜面で焦らされるが、HYPERではそれ以降はズレも少なく 押しやすくなる。複数のフレーズを同時に叩くことになるが、bpmが遅いのでもっと詰まって 見えてしまうだろう。HI-SPEEDとSUDDEN+を有効活用しよう。ANOTHERはさらにパートが増えて 密集度もUP、24分・32分も立て続けに出てくる。終盤のパーカッションが階段・トリル状に 配置されているのが特にいやらしい。縦連打も多いイメージだが、bpmが遅いので リズムさえズレなければ指が間に合わないということはないだろう。

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EURO TRANCEリグレット星野奏子 ★★★★★★★☆1551P only
 作曲はDJ YOSHITAKA。太陽〜T・A・I・Y・O〜を意識して作曲したらしく、派手さは抑え目 だがその分ボーカルをメインにしたEURO TRANCE。シンセを多めに使っているあたりがTRANCEと いうことだろうか。リグレット=後悔という曲名とは裏腹に元気が出そうな楽曲でもある。 カタカナとアルファベットなのでそれほどでもないが、CS REDでは旧曲でFive Regretsが 収録されているので少しややこしいタイトルでもある。ムービーはユーロ系にありがちな スポーツカーの3Dアニメ……と思いきやタイヤがいくつもあるボンネットが超長い車で、 それでドリフトやウィリーをするなどなぜか笑える作りになっている。
 キック+シンセを叩かせる譜面がメインだが、Bメロでのスクラッチの連続と鍵盤のズレが やや難しい。また終盤はシンセが2重になる上に毎小節スクラッチが登場する。147Sの 配置はいつ来てもいいようにしておこう。ANOTHERはなんといっても間奏の同時押し地帯に 大階段が7小節も追加されている。その後の地帯ができるなら十分回復できるだろうが、 スコアも狙うなら当然RANDOMをお勧めする。

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HARD HOUSEsatellite020712 from "CODED ARMS"猫叉Master★★★★★★★★ 1541P & 2P
 KONAMIのPSPゲーム・CODED ARMSのBGMとして使われた曲の移植で、作曲は前作では ポップンから"Beyond The Earth"を移植された猫叉Mastar。Beyond〜と比べてかなりの ダーク路線に変わっておりこんな曲も書けるのか、と思ったがドラムパートの 使い方がBeyond〜に近いものがある。HARD HOUSEとあるが、メインとなるシンセが サイケデリックトランスのような中毒性がある。旋律自体はアラビア風だと思うのだが。
 冒頭の連続スクラッチが印象的な譜面。3鍵を中心にしたメインのシンセフレーズは、 スクラッチが絡むのがやっかい。しかし連続スクラッチは3鍵と同じリズムを刻むので、 1P側なら左片手でS+3が取れればかなり簡単になる。2P側ならMIRRORが有効だ。 ANOTHERは連続スクラッチが2鍵に移動して鍵盤の密度が上がっているが、スクラッチも健在。 中盤に16〜32分で右に偏ったドラム類は徐々にゲージを削られていく原因となる。 あとラストのドラムロール+スクラッチの位置から見て2P不利が顕著だと思える。
 14KEYSはTHE EARTH LIGHTのようなBATTLE+αな譜面が特徴だが、このα部分による 同時押しでミスが出やすいというやっかいな譜面。CS10th新曲の14KEYSでは一番の難度で あろう。ANOTHER14の化け方も半端ではないが。

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MONDO-CUBANサナ・モレッテ・ ネ・エンテ
(B.L.T.STYLE)
Togo Project feat. Sana ★★★★☆☆☆90...none
 初めは元曲・「サナ・モレッテ・ネ・エンテ」と同じテンポだが、すぐに倍速になる。 ドラムが元曲よりも細かく刻まれるということだろう。歌詞は元曲の2番?内容はさらに 怪しいものに……後半のサックスソロが聞き所。あと「パヤパヤ」(笑)ムービーは ボーカルのsanaが出てくるのはわかるが、なぜかトランも?
 bpm180になるとわかっていれば速さにも慣れるが、後半サックスソロの連続階段が一番難しい 部分。決めの部分には鍵盤2つ+スクラッチの連続もあって★4としてはやや難しい感がある。
 (060131追記) LIGHT7の序盤には2重オブジェがあり、AUTO PLAYでも そこでPOORが出てしまう。すばやく2連打すればGOODでも繋ぐことは可能。

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WORLD/ELECTRONICAサヨナラ・ヘヴン猫叉Master SP:4,6,8/DP:5,6,8111
 家庭用9thでポップンから移植された"Beyond The Earth"が好評を博したからか、家庭用HAPPY SKYにてコンテンポラリーネイション(IIDXでは相変わらず別名ジャンルだが)シリーズの 続編となるこの曲が登場。前作からテンポダウンし、メインメロディと伴奏のギターを中心に 聞かせていて、哀愁感が強くなっている。ムービーはサバンナの暮らしっぽいが、 水木しげる風でピクミンみたいな飛び跳ねる変な生き物が目立っている。ムービー製作者が 違うから当然だが、前作Beyond The EarthのRPGアニメ調とは同じアニメ調でも対照的だ。
 移植元のポップンでも難曲、前作Beyond〜もIIDXでも難曲、だったので今回もと期待 するところだが、意外にも曲調に合わせたように難度を落としている。HYPERは序盤は微妙に ズレた2連打、中盤はスクラッチ、終盤はドラムパートの乱打が難しいと言えるが、 テンポは遅いので所詮は★6。ANOTHER7は手拍子が割り当てられたスクラッチが一気に増え、 鍵盤との絡みがやや取りづらくなる。それでもテンポのお陰でBADハマリするということは 少ないだろうから、回す方向は特に気にしなくてもよいだろう。ANOTHER14になると メインメロディに32分より狭いズレ階段やANOTHER7にもないパートを弾くことになり、 少しだけポップンの難譜面っぽいのを体感できてお得。

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TECHNOSOLITON BEAML.E.D. ★★★★★★★★1521P & 2P
 波形や速度を変えずに伝播する波動をソリトンと呼ぶ。今回のL.E.D.曲はTRANCEでは なくTECHNOで、IIDXではL.E.D.によるこのジャンルは初めてらしい。ただフィルターにより うねるシンセ音は他のTRANCE曲と同様。LIMITEDのような電話のプッシュ音が使われているのも 目立って聞こえる。メロディ部が高音が多いのに対して、バスドラが重く響くという対比も 面白い。ムービーは家庭用L.E.D.曲といえばTa-k、というコンビが定着しつつある。
 LIMITEDっぽい音が使われているだけに2連打が多い。ただ右手が連打の担当になることが 多いので、右利きの人には左に寄っているよりはマシか。もっともDPでは当然左にも連打は 来るのだが……2連打地帯の初めのうちは16分の休符はないということを覚えていれば 繋ぎやすくなるだろうか。終盤は変則的バスドラでBADハマリしないように。ANOTHERは ラスト前までは左側に増えるくらいで右手の連打に何か加わるということは少ない。ラストは オブジェが多く見えるが連打は減っているので慌てずに見ていこう。

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EPIC TRANCESOMETHING WONDERFULL.E.D. ★★★★★★☆150(1P only)
 イントロはメジャーコード調のTRANCE曲に聞こえるが、途端に静かになってギターソロの メロディだけが響き渡る。その後広い空間を持たせたような音響になり(EPICには壮大という 意味があるが、まさにその感じ)、そして一気に激しくなる、動・静・動の展開である。
 譜面の濃さも曲調に比例するのだが、序盤は3連階段が微妙に変化するのを上手く繋げられるか、 中盤はメロディを覚えていないと気を抜いてるところに微妙なズレで降ってくる。そして終盤は 交互だったり4打ち+メロディだったりと多彩な譜面が振ってきてタイミングをよく見極めねば ならないなど、1曲でいろんな配置が楽しめる曲でもある。家庭用でつけられたAnotherは ボーカルが付いたものだが、配置が変わっただけでオブジェ数は同じ。14keyは普通の★7だが 終盤だけで☆禁相当の高難度であり、6thのLEDコース1曲目にあるのでこれだけで100% もっていかれることもあるほど。

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UK ASIANSTEP INTO THE NEW WORLDL.E.D.-G VS GUHROOVY
fw NO+CHIN
★★★★★★★84...1P & 2P
 イントロは日本の祭りで流れるようなお囃子のリズムだが、突如テンポアップして コアなドラムパートが。ラップは2人いて(初めに登場するのがNO+CHINだと思う……自信ないが)、 後に登場して初めの高速パートでずっと喋っているラップは、英語なのにどこか関西なまりが あるように聞こえてやはりASIAN STYLE(日本ばっかりだが)。その後もう一度テンポダウンして MIXTURE風のエレキベースがフレーズを作る。そしてさらに速いテンポでブレイクビーツ。 後半はほとんどASIANな印象はないが(UKも怪しいが)、かっこいい1曲。
 ムービーは香港の街をイメージしたものだが、後半からアニメ調が強くなり、再高速地帯で 若い男が何かから逃げるように走り回るという忙しいものに。あの変な怪人の由来など何か あるのだろうか。
 bpm変化は覚えればいいとしても、低速地帯のオブジェ密度はかなりのもの。特に冒頭は 16分よりさらに細かいズレがあってスコアを狙いにくいが、よく見れば同じリズムの 繰り返しだったりする。再び速くなるパートの前に100%は必須で、終盤は交互系の乱打が 多いものの、スクラッチが嫌な位置にあったりしてリズムを崩されやすい。ANOTHER7となると その終盤の難度もかなり上がっており、ある程度捨てるスクラッチを決めておいた方が ゲージが残りやすいかもしれない。最後の「フィニッシュ」も忘れずに(笑)

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2 STEPStick AroundMegu with Scotty D.★★★☆☆☆☆1341P only
 家庭用6thからのAC8thへの移植曲で、AC8thに新収録された曲の中では7keyでいちばん簡単な曲。 ギターとピチカートのメロディと2STEPの軽快なリズム、そして英語歌詞のボーカルがうまく調和 されている。曲調は優しく、「愛を語る」ような感じの歌詞内容だったような覚えがある。
 ★3だから特に難しい点はないように思えるが、2STEP特有のドラムのリズムに注意。 あとAnotherはかなりオブジェが増えて、後半にごじゃっと振ってくる部分もあって気は抜けない。 ムービーにはボーカルのMeguの姿も映るが(家庭用6thオリジナル曲ははアーティストが出てくる ムービーが多い気がする)、無理矢理動物に歌わせているように口を動かしているのは ちょっと気持ち悪い(笑)

GenreTitleArtistLevelbpm Another
R&BStrong Woman feat.DABOAsami ★★★★★★☆921P & 2P
 過去のBEMANIシリーズでは「Dancing Stage featuring TRUE KiSS DESTiNATiON」で有名、 小室哲哉の元妻で今はソロ活動しているAsami。573Recordsに所属しており、そこでの1st Singleが本曲である。サビで"Strong Woman"を繰り返しているのが印象的だが、その タイトルとは裏腹に切ない内容の歌詞と曲調。R&Bなのに4打ちキックというのが珍しい。 譜面的にスクラッチが目立つがスクラッチ音は無く、ほとんどがDABOのボイスである。 フルバージョンでは2番終了後にDABOのソロラップを聞くことが出来る。
 テンポが遅く、スクラッチも連続16分といったこともなく7KEYSは良心的な譜面。 鍵盤の16分ズレ(実際はもっと跳ねたリズムかもしれない)を繋げられるように なろう。ANOTHERになると鍵盤が一気に詰め込まれ、4〜5つ同時押しが多発。そこに スクラッチがからむと途端に厄介に感じる。ただ同時押し自体はそれほど押しづらい 配置ではないので、bpmも遅いのでじっくり鍵盤を見極めていこう。

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ACID HOUSEsuggestionkita-g ★★★★★★☆1771P & 2P
 ACID HOUSEというとその名前から、うねりのあるシンセ音をふんだんに使ったダークな4打ち ものというイメージが出てくるのだが(ジャンルに関しては自信がないが)、それを想像して この曲を聴くと拍子を抜かれる。高速で4打ちでもなし、爽快な曲調。中盤のベースの展開など、 むしろDRUM'N'BASSとした方が近い気もする。軽快といえばTHE CUBEに近いところもあるか。 まあジャンルはさておき、主音となるのはたった2音しか使ってないのにこれほどノリのある フレーズを作るというのもすばらしい。ムービーはsuggestionのタイトルを一文字ずつアップに したり、フレームの人型が動き回ったりで、dissolveを思い出すような内容。
 高速で8分メインの譜面、主音が絡むところは3つ同時押し+Sが当然のように出てくる。 7KEYSは終盤はさほど難しくないのでスコアはもちろんフルコンも狙えるが、そうなると 一番の難所は中盤の24分階段だったり?ANOTHERになるとその中盤パートで叩く音が変化しており 逆に簡単になっているように見える。ラストのドラムロールは他にオブジェもないので知って いれば十分に対処できる。ちなみに4打ちが見られるが、これはキックではなくハットが アサインされているようだ。

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WORLD/ELECTRONICA水上の提督
(Short mix from "幻想水滸伝V")
猫叉Master ★★★★★★★☆1401P & 2P
 KONAMIのRPG「幻想水滸伝V」からの移植曲。私はこのゲームをプレイしたことが無いので、 漠然と中華っぽいイメージを抱いていたのだが、この曲はケルト系(アイルランド)に 属するらしい。ポップンから移植された同ジャンルの"Beyond The Earth"と同様、 メロディを重視した曲の作りで、リズムパートはトライバルな雰囲気を持っている。 中盤の拍を無視したような同じフレーズの繰り返し部分が、なんかSmokeを思い出した。 ムービーは同ゲームのゲーム画面やらキャラクターやらで、何せ登場人物が108人も いるので(全員は登場しないらしいが)、めまぐるしく絵が切り替わっている。
 メロディ部を叩くことになるので階段が多い。そのほとんどがズレを含んでおり、 スコアを狙うには目押しが必要。一部連打が多いところがあるが、ラストでも回復できるし それほどの難所は見られない。これがANOTHERになると全体的に縦連打系のパートが加わって、 メロディを奏でるという感覚が薄くなる。後半のメインフレーズ入りで隣接配置のドラム ロール+αが一番ゲージを失いやすい難所。その後もしばらく細かいズレを含む詰まった 配置が続き、回復どころかゲージの維持で精一杯ということになるだろう。

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JAPANESE POPS泰東ノ翠霞 bermei.inazawa/feat.霜月はるか★★★★☆☆☆ 1801P & 2P
 bermei.inazawa氏による"ANCIENT COLORS INFINITY"という日本の民族音楽シリーズの 第一弾がこの曲、泰東ノ翠霞(たいとうのすいか)。民族音楽といっても「桜」などの 和風な音階などと言う以前の、打楽器系と歌声だけのシンプルな構成。しかしそれだけに どちらもに細心の調整が行われて作曲されたに違いない。ムービーは森の中の白い大きな狼、 まるでもののけ姫の世界だ。
 ところでボーカルの霜月はるかさんだが、この他の普段の曲ではもっとアニメっぽい 歌声(不適切な言い方だが、実際にゲームの主題歌でボーカルを担当していたりする)を 出している。霜月さんの他の曲を聴いたことがある人は、この泰東ノ翠霞は異様なものに 聞こえてしまうかもしてないが、それは曲調に合うように声色を変えるほどの手間を かけているということだ。
 曲調に対してbpmが速く感じるが、その分オブジェ間は空いている。微妙にずれた配置が 多く出てくるが、基本的に8分メインの譜面。難所は後半に登場する、同じ鍵盤を8分間隔で 4小節間ずっと叩き続けるところ。高速でズレずに等間隔で叩き続けるのは★4に挑むくらいの 腕ではかなり難しいと思われる。ANOTHERになると譜面が激変……何小節も続く16分トリルあり、 そのトリル中にスクラッチありと無茶な譜面。中盤で回復し、後半のトリル地帯を同時押しで 抜ければクリアはなんとかならないでもないが、スコアも狙おうとすると大変。 まあRANDOM当たりするときは一気に簡単になりそうな気もするが。

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R&BTell Me More…Togo-chef feat. 朝比奈亜希★★★★★☆☆901P & 2P
 王道的R&B。アコースティックギターの伴奏は当然として、スクラッチやオケヒが 良いインパクトとなっている。それでもボーカルの良さを消さないバランスが保たれている。 というよりも力強くも物悲しい歌声がBGMの良さをさらに引き出していると言えよう。 ムービーはボーカルの朝比奈亜希をプロモーションビデオのように撮っているという 普通のもの。振り付けはあるが動きも少なくあまり集中して見たいというほどでもないが…… 公式サイトによると多少は察しがつくかもしれないが。
 序盤はまずストリングスの16分交互配置が難所で、スクラッチもあったりで単純に手を交互に 動かせばいいというものではない。中盤は同色鍵盤の階段が目立ち、ここで回復できるように したい。2回目のサビから16分連続スクラッチが登場、鍵盤を片手で取っているだけでは難しく なっていく。ラストにもオケヒが16分スクラッチになっていたりで気が抜けない。ANOTHER7も 難しいのは当たり前だが、ANOTHER14は途中までSPの分割なのにラストだけオブジェが増えて いるというラスト殺しの強い譜面。どうせやるなら最初からもっと増やしとけと思うのはDPを かじっているとはいえ私だけだろうか。

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GOA TRANCETHE BIG VOYAGER -INFINITE PRAYER REINTERPRETATION-L.E.D. ★★★★★★★147(1P only)
 長いサブタイトルの通り、「INFINITE PRAYER」を再解釈した曲で、不規則な16分が散ばる トランスらしいフレーズと、「INFINITE〜」にあるドラムのリズムが用いられている同時押しの 地帯とに分かれる。★7である所以はその同時押しにあり、2つ3つの同時押しは当たり前で、 13567Sの同時押しを6連続とか3つ同時押しが1小節に12個+スクラッチ4つなど、 今まで見たことの無い同時押しの嵐である。最後の8小節は回復できるので、2P側で左で鍵盤 連打が苦手なら、最後の連打地帯はSを捨てるのが無難であろう。DPになると逆に 回復地帯になるのではあるが。
 ムービーは蝿。人間と蝿の遺伝子情報はほとんど違いがないというあたりからきているらしい。 なぜか家庭用の4thと5thとで配色や内容が変わっている。家庭用5thではAnotherがあり、 曲調まで変わっている。メロディ部分は配置の違いくらいしかないが、同時押しの部分は やや簡単になっている。

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EPIC TRANCETHE SHINING POLARISL.E.D. feat.Sana★★★★★★147(1P only)
 家庭用4thからAC5thへ移植(同時期だが……)。家庭用ならではの組み合わせのユニットで、 EPICとついている割には、明るいというよりも神秘的な曲調である(EPIC=明るい、というものでは ないかもしれないが……)。TRANCEは冬のイメージが濃いが、海を写すムービーのせいで夏の夜と いう感じがする。
 譜面としては序盤は4打ちメイン、ただ4打ちの最後で1個余分にあることがあるので 気をつけねばならない。中盤は乱打系、16分が続くところが難しい。終盤は両方が混ざったような 譜面で、急激に増えるオブジェに対応できるかどうか。14keyは中盤の乱打も難しいがラストは 左側だけで乱打なのでそこまで出来ててもクリアを阻まれることも。家庭用で追加され たAnotherは序盤にオブジェが多いくらいで、後半はそんなに変わらない。

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NU-NRG合体せよ!ストロングイェーガー!! L.E.D.★★★★★★★155(1P & 2P)
 「電人イェーガーのテーマ」の続編に当たる、家庭用6th収録曲。細かいシンセリフは 同じながら、今度はドリルが回るような低い音の連打も印象に残る。しかしそれよりも ムービーの方がインパクトありすぎて……今回は悪役ロボット登場、イェーガーは戦うが (子供のけんかのように手足を振り回し)敗れてしまい、パワーアップするために「合体」する。 何と合体するのかわからないし、増殖とかするし、前回のムービーよりも笑えるのは確かだ。
 序盤は同時押し連打の間にオブジェが入ってたりと押しにくい配置が多く、後半には16分 乱打系が中心となる。まだ乱打の方が繋ぎやすいので、クリアしづらい譜面でもない。ただ 同じ乱打系のABSOLUTEよりは難しいと考えられるから、やはり★7なのだろう。14keyは電人〜 に似て偏りがある分割譜面で、特に左手が動かないと難しいが、電人〜よりはやや易しくなって いる。最後の8小節は完全に分割されているので「引越し」してみては?(笑)
 (061002追記) CS 8thにANOTHER追加。曲調変化はなくSPはありがちにもバスドラ 追加で、4打ちだけでなく8分連打や16分のところもありBADハマリの危険がある。DPは バスドラがほとんど左にあり、ものすごく右手譜面になっている。あと前半の乱打地帯が16分 縦連打に変わっており、手を痙攣させるような動きを強制的にさせられる。

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NU-NRG電人イェーガーのテーマ (Theme of DENJIN J)L.E.D.★★★★★★☆ 155(1P only)
 作曲過程では特撮要素は無かったのだが、タイトルに電人などとつけたせいでムービーが それっぽくなり、そういう系統の曲と思ってしまう。それは電人イェーガーらしいムービーの ロボットの動きが曲に合っているからだろうが。細かい低めのシンセリフが爽快で、 女性の叫び声を細かくサンプリングしたものを連続で入れているのもアクセントになっている。 その分ドラムパートの印象は少ない気はするが……
 譜面はやはり細かいシンセを刻むことになるが、交互配置が多いので曲のイメージよりは そんなに難しくない。終わったと見せかけて降ってくる連続Sは忘れないように。 またムービーの話になるが、ロボットの胸に書かれている「J」の文字、ロボットが向きを逆に したとき文字まで逆の「し」になるのでちょっとかっこ悪い(^^;

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GARAGE MIXToxicWaveGroup/Shoichiro Hirata★★★☆☆☆☆☆1431P & 2P
 欧米版beatmaniaからの輸入曲で、原曲は有名なブリトニー・スピアーズが歌っている。 ゲーム版でも同一人物かはわからないが、声色は似ているだろうか。アーティスト部分の 平田氏はゲーム用アレンジに関わったということらしいが、元々平田氏が作曲から携わった ような、IIDXプレイヤーには馴染みのある雰囲気と2 STEP調のリズムだ。またムービーは 原曲のプロモーションビデオを参考ににしたのか、ブリトニーが扮するスチュワーデスなど 色っぽい女性のイラストが何枚も出てくる。
 欧米版新曲ということで7KEYSは低難度の譜面だが、メインフレーズでやや叩きづらい 隣接16分が何度も出てくる。また3連符のリズムにも気をつけよう。他は8分かそれ以上の 長さなので簡単だが、リズムが覚えづらいフレーズも多いので確実に目押しして いこう。ANOTHERは1・2鍵のドラムパートが追加され、左手が狭苦しく感じる。3連符の 部分も連打が難しく見えそうだが、右側のメロディと同じタイミングでの同時押しなので 繋げるのはそう難しくないはず。

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MASHROOM FUNKTrancemissionnapakick ★★★★★☆☆120none
 MUSHROOMではなくMASHROOM?いずれにせよジャンルの意味はわからないが、どことなく 刑事ドラマのテーマ曲という感じに聞こえる曲である(ムービーがGAMBOLとかのシルエット だからだろうか?)曲の序盤で鳴っている高音の連打が耳に残るが、メインメロディも 何度も繰り返されて覚えやすいフレーズだ。
 序盤は高音連打が難しい。一箇所変な配置でつなぎにくい場所が合ったはず。中盤のギター 部分の連続16分は遅いのでよく見て。ラストの同時押し地帯、特に16分3連は隣り合った 配置があるのはいやらしいが、同じ配置の繰り返しなので覚えよう。

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DANCE POPUsual Days-remixota2 ★★★★★★★1391P & 2P
 家庭用ポップン6収録・シンパシーのリミックス。原曲の方がDANCE POPらしく、こちらの リミックスはHOUSEといった方が近いだろうか。ギターなどの生演奏でなく、ほとんどがシンセ 音の打ち込みで構成されている。全体的に暗めの曲調だが、サビのラストだけちょっとだけ明るい 展開になるのが原曲だが、こちらではその部分が使われておらず、全体的に暗い。しかしたまに 入る変な声ネタがなんか愉快。ムービーがスミレなどポップンのキャラそのままの雰囲気で、 動きのほとんどが曲に合わせているので、曲・ムービーとも合わせて鑑賞すると面白い。 一瞬映るリアルなうさ耳おっさん軍団は……
 7KEYSは序盤から黒鍵を中心とした交互配置。中盤で回復できるが、終盤にも5・6鍵を中心と した交互+1鍵裏打ちという配置で、5・6を右手だけでとれないとキツい。ANOTHER7は編曲者 本人が「難易度激高」のイメージで作ったので、私的にもBeyond The Earth(A)よりも難しさを 感じる。中盤の1鍵が連打になってるせいでBAD連発するとか、終盤の鍵盤過密な上に スクラッチが邪魔をするとか。ラストのせいで2P不利な気も。

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BREAKBEATS MIXYou Really Got MeWaveGroup/Shoichiro Hirata ★★☆☆☆☆☆☆1381P & 2P
 ボーカルラインがオリエンタルな音階に聞こえるが、原曲オリジナルはThe Kinksと いう1964年という40年以上も前に活躍したイギリスのロックバンド。ゲームバージョン では、1978年に同曲をカバーしたアメリカのロックバンド・Van Halenによるものがベースに なっている。オリジナルからカバーでは、アコースティックギターがエレキギターに 変わったり、奇声のような合いの手が入っているなどの違いがある。しかしゲーム版では 打ち込みになったのか、どこか綺麗にまとまりすぎている感じがする。ムービーは ウォレスとグルミットを硬派にしたようなクレイアニメっぽい3Dアニメ。
 LIGHTは★1、7KEYSも8分譜面・鍵盤の同時押しなし・繰り返し多しと初心者向けの 譜面。2P側の人は右手で鍵盤+スクラッチを同時に取る練習にもなりそう。 中〜上級者はフルコンAAAを狙うべし。ANOTHERになるとドラムパートの追加でNOTE数が 一気に2.5倍に。要所要所の密集16分地帯はともかくとして、その他の小節では1個だけ ある16分に気をつければ、これも高スコアを取れるはず。

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