子袋怪物


 もちろん題は当て字である。中国では他の字が当てられているが、

これは今や世界の人気ゲーム「ポケットモンスター」である。

 このゲームの発売当時のCM、覚えているだろうか?著者はそのCMを

観て、「このゲームは売れないな」とまで思った。見事に逆であった。

CMといえば、妙な歌を歌いながら踊るようなCMに出ている人は、

あまり好きではない。もう少し仕事を選んでほしいとおもう。

 閑話休題。アニメでも人気であるが、フラッシュ効果により痙攣して

倒れるという事件は有名であろう。あの効果は他のアニメにも使われていた

ものであるが、ポケットモンスターという人気のアニメであり、特に小さな

子供たちが、主人公たちが負けないように一生懸命に応援して、テレビに

集中しすぎたこともあり、あのような結果になってしまった。

 幸い大事には至らなかったが、この後同アニメはしばらく休載せざるを

えなくなってしまった。だがその事件によりアニメの表現効果は規制され、

今後あのような事件は起こらないであろう。

 

 著者は問題の話を無事に見終えた。

翌日ニュースを見てかなり驚いたという……


無量大数


 一、十、百、千、万、億、兆、京……

これは数字の位を表すものである。万以降は4桁ごとに区切られる。

ちなみに英語では3桁ごとである。これも文化の違いだろうか。

 さて、桁が更に増えると、ゴウカシャ、アソウギ、ナユタ、フカシギ……と

聞いたこともないものになり、69桁になると、無量大数と呼ばれる。

もちろん、十分の一、百分の一の位なども、一、分、厘、毛……などと

決められている。(著者はこちらはあまり覚えていない)

 途中まで決めれば、その先は決まっていない。しかし無量大数はその先が無い。

どれだけ数が増えても、「無量大数」と呼ぶのだという。

日常の生活でも、国家予算で兆を聞くくらいである。無量大数なぞ

使い道がない。そのような単位を使う物理学でも、10のn乗とし、

何桁かもすぐにわかるようにしている。

 いつか、「一不可思議の……」などと言う日が来るのであろうか。

来なければ忘れ去られるのだろうか……

 

 「ほとんど」の意味の「九分九厘」は99%なのね……

打率みたく考えて「9.9%かい?!」と思ってました


不意に携帯電話の


 著者は携帯電話をズボンのポケットに入れる。すると、ちょっとした動きで

「ピ」と音がする。画面を見ると数字が1つ表示されていた。すぐに消す。

これに気づかなければいつのまにかわけのわからない数字の羅列で

いっぱいになっていることだろう。

 しかし、その状態で発信ボタンを押しても、番号間違いで誰にも迷惑は

かからない。問題は電話帳に登録している電話番号が勝手に表示され、そこで

発信を押してしまうとかかることがあるということだ。そして、相手が応答する

しないにかかわらず電話に気づかないことが多い。

 この場合、相手にも自分の電話番号を教えている場合が多いから、発信・着信履歴に

名前が残り、後で弁明できる。ただし、今の状況が起こったことに気づけばの

話であるが。

 勝手にボタンを押さないように電話入れのケースがあるが、ベルトに付ける

ものだし、見た目もあまりよくない。だからといって電源を切っていては意味が無い。

携帯電話は「どこでもかけられる」よりも「どこでも受けられる」ことにあるはずだ。

 

 着メロ16和音のケイタイがあるらしい。

あんなの全部手動で入れられるのかね


今更落靴下


 ルーズソックスと呼ばれるものがある。いや、世間的にも有名なものであるが。

主に女子高生の間で流行っている、密着しない、下に落ちる靴下である。

 英語教師曰く、「Loose SocksのLooseは、ルーズではなくルースである」という

話だが、今はそれを本題としない。

 学校側は、見た目の点から、ルーズソックスを禁止することが多い。

もちろん生徒側も反発する。生徒総会などで討論されたくらいだ。

ルーズソックスは、冬場など暖かいという話だ。(これは討論会で女生徒が

発言したことであって著者が試したのではない。あしからず)

さらにファッション性の点も挙げられた。ここで教師側は、学校でファッションは

必要ないと、反論。

 すると、ルーズソックスに縁の無い男子生徒が、「先生はファッションのことだけ

言って、他の点では意見を述べていない。その辺をはっきりしてほしい」と。

すると生徒側から拍手の嵐。意見発表に興味のない著者も、少しばかり乗ったが。

 

 著者の高校は指折りのディベート(討論会)推進校。

それなからましかばとおぼえしか。


半時間


 普段標準語だと思っていたものが、実は方便だったということは

ないだろうか。他県の人に指摘されたとき、恥をかくか、納得いかないかである。

 著者は後者だった。ひらがなつづりならばありえるだろうが、漢字の熟語として

あるもので毎日使う言葉が、標準語でないと言われるのだ。

 「半時間」。聞いたことがない人も、字を見ればわかっていただけるだろう。

半年は一年の半分、半日は一日の半分。よって半時間は一時間の半分、

つまり三十分である。

 著者の友人は、「それなら三十分でいいではないか」と言ったが、

英語では基本的にものは分数で表される。だからthirty minutesではなく

a harf hourで使われる方が多い。直訳すると「半分の一時間」。

これは「半時間」と言ってもよいのではないだろうか。

むしろ「一時間半」の半の用法の方がおかしいとおもわれるのだが。

 

 意外と斬新かもしれない「半時間」。いつかは流行語大賞に(無理)


病室番号


 病室だけでなく、ホテル、駐車場などでも、4や9のつく番号を

とばしていることがある。四は死、九は苦を連想させるからである。

 まだそれなら、客を扱うことだし(病院は違うが)、個数を数える

必要がないものだから納得がいくかもしれない。

 これが出席番号やマンションだと面倒なことになる。

まず1〜10で8つしかない。そして四十・九十台ははずされる。

人数と番号が合わない。4階は誰も住まないか、階段だけか、

3階の次が5階と表記するか。

 日本で死や苦などという読み方があるがゆえに、このようなことを

するのである。外国ではそのようなことは少ないであろう。

(13を嫌ったりもするところもあるが。)

 

 第十三段だったので。でもアポロ13号は事故があったものの

生還したんだよね……


白黒反転


 オセロは日本で作り出された。初めは囲碁を知らない人のために、

今のオセロゲームと同じルールで、碁石を使って遊ぶことを考える。

しかしはさんだ碁石の交換がわずらわしいため、白黒が裏表になった駒を

考え出した。牛乳ビンのフタを重ね合わせたものだったという。

それが仲間内で好評であり、それが世間に出回ったという。オセロと言う名は、

シェークスピアの同名作品に登場する白の王子・黒の王子による。

 オセロは、老若男女に知られている、単純でしかし面白い遊具である。

ここでゲームと書かずにに遊具と書いた。競技自体は、オセロゲーム、

またはリバーシと言う。オセロというのは商品名であるからだと思われる。

 TVゲームではリバーシの名ばかりである。しかしオセロという名は

一般的なので、別名にしなくてもよいのではないだろうか。

 

 アタァーック!にじゅぅご♪


呪いの音楽


 有名なTVゲームタイトル「ドラゴンクエスト」。新作VIIは

プレイステイション用ソフトとして発売され、冒険の書もメモリーカードに

記録されるようになり、消える心配がなくなった。

 著者は、冒険の書が消えたときに流れる、呪われた装備品を身に着けて

しまったときに流れる音楽が嫌いだ。消えたときに流れるからだけではなく、

音的にもである。

 ファミコンで発売されたIIIとIVはりせっとぼたん(ひらがな表記)を押しながら

電源を切らなければならない。そうでなければ消えてしまうというが、その理論が

わからない。逆にスーファミのVとVIは、リセットボタンを押しながら切ると

消えることがあるという。

 なんにせよ、今後はそのような心配はないと言えよう。ただし、呪いの音楽は

残るだろうが。

 

 今までのDQは電源入れた後に音量0または手で耳をふさいで

足でボタンを押していたという……


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