打鐘装置


 beatmaniaIIDXで人気曲を生み出しているTaQ氏。

3rd styleにおいて、"BIG BEAT" Schlagwerk も彼の曲である。

さて、このタイトルを見た時、何と読むか判らないと思う人もいるだろう。

TaQ氏はドイツに住んでいたこともあり、このタイトルもドイツ語なのである。

 この単語はSchlag「打撃」とWerk「装置」という単語を合成した

一つの単語である。それを念頭において、読み方を解説しよう。

 Schは「シュ」と読む。これがchだけだとMach「マッハ」の「ハ」や

ich「イッヒ」(私)の「ヒ」などの読み方になる。ちなみに頭にtがつくと

tsch「チュ」となる。

 次にlag。ここで母音のaは、Schlagで初めての母音である。さらに、その後ろが

子音が一つで終わっているので(単語を分けて考えたのはこのためである)、

laは「ラー」と伸ばす。そして、gが単語の終わりにあると「グ」ではなく

「ク」である。ここまでで、「シュラーク」である。

 Werk。ドイツ語でのWは、英語のVの様に下唇をかみながら「ヴ」の発音をする

(逆にドイツ語のVは英語のWの発音)。rはドイツ語特有の巻き舌でのルで発音。

 全部繋げてSchlagwerk「シュラークヴェルク」である。

 

 穴修羅初クリ記念(84%)O(≧▽≦)Oィェィ


一字違い


 同じクラスに同じ苗字が2人以上いれば、その人は名前まで呼ばれる。

しかし一人目は苗字だけ、二人目からは名前を強調して呼ばれることが多い。

 最近大学で、やけに苗字をぎこちなく呼ばれることがある。

同じクラスに、苗字が一字違いの人が著者の前にいるからだ。

その一文字を強調して呼ばれるのである。そして友達ににやつかれる。

 小学生だったとき、夜に近所で家事があった。その次の日学校へいくと、

友達から「お前の家火事だったんだってなぁ!?」と言われた。

しかも数人に。なぜ間違われたかというと、家事にあった家が、著者の苗字と

一字違い、大学の例の人と同じ苗字だったのであったからだ。

 昔は苗字が無かった人が多かったという。それまで、同名の人は区別を

付けにくかったであろう。明治になって、全国民に苗字が与えられた。

住んでいる場所や、仕事などからつけられたという。それでも同姓同名で

全く同じ漢字の人たちがが同じ地域に住んでいることもある。珍しい所では

同じ苗字の人ばかりが住んでいる地域もあるらしい。

 

 結構名前って覚えられないんだよね……

僕の場合は苗字も(ぉぉ


極近鏡


 コンタクトレンズ。あんな小さくて落としやすいのに高いと思われている。

そして目の裏に入り込んだりして痛いものと思われているだろう。

 著者は、中学で眼鏡をかけだしたが、大学入学前にコンタクトレンズに

変えた。これ以上度がきつくなると、レンズが厚くなって目が小さく見えると

いうことだったが、邪魔くささもあったのだ。しかし、変えたら変えたで、

管理に手間がかかるのだ。それに未だ一発で黒目に乗せることが出来ずにいる。

 コンタクトレンズには3種類ある。著者が使っているハードレンズは、酸素透過性が

優れているので、長時間つけていられるが、余り力をかけられないし、ずれると結構痛い。

ソフトレンズは、ハードレンズと逆の性質を持つ。使い捨てレンズは、単価が安くて

なくしてもすぐに変えが効くが、何週間ごとかに検査を受けなければならない。

 コンタクトレンズは、眼鏡屋ではなく眼科の病院で購入する。

そこで、コンタクトレンズについての知識も学ぶ。まぶたの構造上、レンズが眼の裏に

来ることはないし、激しい運動をしなければあまりずれたり落ちたりしない。

また痛み止めの目薬もあるので、装着もしやすい。

 洗うときに排水溝に流されやすくなければ、コンタクトレンズも使いやすいと思う。

 

 でもなんか「めいぼ」ができたような(>_・)


蛇遣い座


 昔の人は、夜空を見上げ、星の配置から物や動物などを結び付け、星座を作り出し、

そこから神話まで考え出したという。

 星座は航海で方角を知るのに役に立った。また、あの星座がこの時間に南中する時期に

作物を収穫するなど、日常生活にも広く普及されていた。

 過去、星座は200以上作り出されたが、現在88にまとめられている。

そして太陽が見える通り道(黄道)にかかる12の星座を、黄道12星座と呼んでいる。

そう、星座占いに使われている星座たちのことである。星座の期間は、日本以外で

(どこかわかりかねるが)決められたため、その時期に日本からは見えないのだが。

 長い間12星座で親しまれていたのだが、ズレも生じてくるわけで、最近になって

蛇遣い座も黄道にかかっているということがわかった。

 そうなってくると、星座占いが大変である。13という中途半端な上、期間も

厳密に決められたので、長さがちぐはぐである。新おとめ座は1ヶ月半あるのに対し、

新さそり座は1週間しかない。それで12星座占いと互換性があるのだろうか。

同じ誕生日でも、2つの分け方で違う星座になることが多い。こうなると、どちらの

占いを信じてよいやらわからなくなる。更には、お互い矛盾を生じる占いを

される人も増えるであろう。

 

 著者は12でも13でも星座変わらんのでどっちでもいいけどな(ぉ


月食


 初めに、「影」は地面にうつるもの、「陰」は太陽光が当たっている面の

裏側のことである。混同してはならない。

 「月食」とはご存知のように、一晩のうちに月が満ち欠けする現象である。

太陽、地球、月の順で、月に太陽の影がかかるため起こるのである。

月食が見えるのは、地球の陰の部分、夜の地域で、比較的広範囲で月食を

観測することが出来る。ただ、3つの星が一直線上になるその地域あたりでは、

月が全く見えなくなる「皆既月食」起こる。

 同じように太陽が欠ける「日食」もある。太陽、月、地球の順に並び、

月の陰が太陽を隠して見えなくなるからである。この現象は一直線上の地域あたりで

なければ見ることは難しく、「皆既日食」ともなると見える場所は本当に限られる。

 月食も日食も、それぞれの星の形のように丸く欠けていく。しかし、星の大きさは

どれも異なっている。だが距離も違っている。そして大きさと距離の比が

偶然ほぼ等しいので、皆既日食で日環が見られるのである。

 昔はまだ月食や日食の仕組みがわかっていなかったので、それらは悪魔などが

仕組んだという悪い兆しとされていた。その時代は地球が丸いことや動いていることを

信じない人が多かったのではないだろうか。

 

 著者の誕生日に皆既日食が起こるらしい。何年だっけ……


日蝕


 日「食」ではない。日「蝕」である。

 1998年に発表され、第120回芥川賞を受賞したのは、弱冠23歳の現役大学生だった。

彼の作品の題名が、「日蝕」であった。

 時代は15世紀後半、西ヨーロッパ。ルネサンス時代の直前である。

主人公はパリ大学で神学を学んでいた、というのが始まりである。

 著者がこの作品に出会ったきっかけは単純なもので、大学生が芥川賞をとったという

ことで母が買ってきて、読めと言われたからである。

 だが、それは著者には理解不能であった。

 明治時代の作家が好むように、今ではひらがな表記の言葉も、難しい漢字にされていた。

「冀(こいねがわくは)」「加之(しかのみならず)」「軈て(やがて)」など

ふり仮名が無ければ読めるようなものではないのにもかかわらず、それは1,2回しか

付けられていない、三度現れたときには、大体が忘れ去られている。

 しかし、圧巻なのは終盤の「……」である。だんだんと ・ の間隔が広がっていき、

ついには真っ白になるのである。そして次のページを開くと、見開き2ページが真っ白で、

ページ数だけが打たれているのである。このような表現をした者は未だかつて無いだろうが、

一体何の意味があるのだろうか・・・・・・ ・ ・   ・      ・        ・

          ・                       ・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                ・

 

 

 

 

 

 

 見開きに1つ点が……汚れかもしれないけど。


中将棋


 著者は将棋が好きで、高校時代クラスで流行っていたこともあり、

携帯用の将棋盤を持参して友達と勝負したものだ。

 現在の将棋は、9×9マス、20駒づつの戦いである。相手から取った駒を

自分で使えるという、この点がチェスとは違う部分である。

 昔には、改良前の将棋がいくつかあった。その中の「中将棋」を取り上げよう。

 12×12マス。46駒づつ。相手から取った駒は使えない。

現在のものとはかなり違っている。さらに、「王手」を言わなくてよく、

(今の将棋でも言う必要はないが)さらに相手が気づかなければ王将を「取れる」。

もちろんその時点でゲームは終了するが、今の将棋では王将を取る行動はしない。

 また、駒の種類も面白いものがある。「奔王(ほんのう)」はチェスのクイーンと

同じで、飛車と角行の動きを併せ持つ。「獅子(しし)」は、王将と同じように

まわり1マスだが、2回行動できる。つまり、一度に二つの駒を取ったり、

取ってまたもとの位置に戻る「居喰い」ができたり、見た目上パスが出来たりする。

「酔象(すいぞう)」が成った「太子(たいし)」は、全く王将と同じになる。

王将が取られても、太子があれば、ゲームを続けられるのである。

 一度中将棋を自作して、その友達と遊んでみたが、動かす駒が多すぎて

すぐにやめたという……

 

 泰将棋は25×25、自陣177駒。そんなんできるか。


元素


 全ての物質は、原子から成り立っている。原子の性質を表したものが、

元素である(と思うのだが)。

 著者は高校時代、元素109種の名前を暗記していた。もちろん、1番の水素から

順番に暗唱するものであったが。きっかけは、あるテレビ番組で、それが言えたら

賞品をもらえるというのを見たとき、新しい元素が増えているのを見て、知りたく

なったからである。

 「水兵liebe、僕の船、七曲Ships、Clarkか」で始まる覚え方は有名だが、

あとの方は考えられていない。そこで、それも自作するのだ。

ここで載せようと、その暗記文を見てみたが、あまりにも稚拙で恥ずかしいので。

割愛させていただく。

 試験では、周期表で言う「縦」で覚えた方がいいという。その暗記法もあるのだが、

どうも下品なものが多いようだ。確かにその方が学生には覚えやすいかもしれないが、

他人に教えるようなものではない。

 結局、試験ではその全てが問題に出るはず無く、大部分は無駄に終わった。

しかし他人が覚えられないものを覚えているという、ちょっとした優越感に浸ったり。

 

 そんなに新しい原子作って何に使うの?

1 2 3                             4 5 6 7 8 9 101112131415161718
H                                                             He
LiBe                                                B C N O F Ne
NaMg                                                AlSiP S ClAr
K CaSc                            TiV CrMnFeCoNiCuZnGaGeAsSeBrKr
RbSrY                             ZrNbMoTcRuRhPdAgCdInSnSbTeI Xe
CsBaLaCePrNdPmSmEuGdTbDyHoErTmYbLuHfTaW ReOsIrPtAuHgTlPbBiPoAtRn
FrRaAcThPaU NpPuAmCmBkCfEsFmMdNoLrRfDbSgBhHsMt

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