七条


 母の高校の卒業アルバムを見ていたときのこと。珍しい姓名などないかと

写真を眺めていたところ、「七条」という苗字を見つけたところでおかしなことに

気づいた。確かに「しちじょう」のはずなのに、その名前は「は」と「ふ」の間に

あったのだ。ということは「ひちじょう」と読むのだろうか。いやそんなはずはない。

 「七」は「シチ・シツ/な・なな」の読みだけである。「ヒチ」と読んでしまうのは

発音しにくい結果だろうか。しかし名前は全国共通である。正しく呼ばれないと本人も

不快を示すだろう。それとも本人も「ひち」と読んでいたのだろうか。第一、「ひち」と

発音される日本語は、雅楽で使われる楽器「篳篥(ひちりき)」くらいしかないだろう。

 ところで、著者のハンドルネームにも七が使われている。しかも日常で使う「七月」と

いう単語だ。これは特別な読み方として、旧式の呼び名「ふみつき(文月)」も当てられて

いるが、著者のはそのまま「しちがつ」と読む。これを「ひちがつ」と読んでいる人は

いないだろうか。また「なながつ」とも読めるが、「なな」は訓読みで「ガツ」は音読みの

湯桶読みで、少し不自然な感じがしないだろうか。

 

 「あわいひちがつ」……締まりがねぇ(泣)というか「イヒ」がある(苦笑)


関節鳴らし


 著者は初め、関節鳴らしを全然しなかった。鳴らそうと思っても鳴らなかった、

という方が正しいだろうか。

 中学生のとき友達にいきなり手をとられて、親指の関節を鳴らされた。「そんな

ところが鳴るのか」と驚き、そして自分も鳴らしたくなった。その後その部分が鳴らせる

ようになったときには、指の関節もも鳴らすようになっていた。それはこぶしのまま

鳴らすのではなく、一本ずつ取って鳴らしていた。

 朝起きたときなど、体をねじると背骨がなる。足の指も鳴らせれば、手首足首も鳴る。

足首は動きだけで鳴るときがあるので、静かなときに「パキッ」ということも。

首は両手で頭を回せば鳴るが、何回もしたいものではない。

 今では指は、同じ関節を何度も鳴らせるようになっている。しかし最近は鳴らそうと

思って鳴らしていない。指がかなり節くれだってしまっている。なんかその部分だけ

血液の通りが悪くなりそうなので控えているのだ。でも無意識に鳴らすときもある。

 あるテレビ番組で関節を鳴らす仕組みを解明しようとしていたが、どうも正確には

わかっていないことらしい。

 

 うあ、いま顎の関節が鳴ったよ……気持ち悪


尻取り


 ある時期、「しりとりで『ん』がついても終わらない」という話があった。

チャドという国の首都の名前は「ンジャメナ」と言い、「ん」がついてもその言葉で

続けられるということだ。なんと馬鹿げた話だろう。しりとりのルールで「ん」が

ついたら負け、と決まっているのにその後なんてあるはずがない。

 しりとりといえば、「ワギャンランド」というTVゲームのボスと、しりとり対決を

することがある。二十数枚の絵が書かれたパネルから適切なものを選んでしりとりを

成立させる、というものだが、「しろくま」のパネルで「くま」と続けられたり、

正規の読み方でなくても選べたりするのが特徴だ。「うずまき」で「タイムトンネル」と

使えば、「る」で始まるものがないので勝ちとなる。また、「とうだい」で

「うみのみちしるべ」とすれば勝てそうだが、「きのこ」を「べにてんぐだけ」と

読み替えられ、「け」がなくて負ける。

 一番腹が立ったのは、「ま」がなくて適当に探していたところ、「くり」を押したときに

「マロン」となり「ん」がついて負け、というのがあった。コンピュータは絶対選ばない

だろうから、はっきりいってずるいと思った。

 

 最近しりとりってしてないなぁ。やっぱ子供のあそびなのかな


虫歯


 歯は、人体の中で一番硬い骨である。しかし、やはり酸などでは徐々に溶かされ

弱くなってしまう。人間の歯は一度しか生え変わらないので大事にしたいのだが。

 「歯を磨かないと、虫歯菌が歯に穴を開けて痛くなっちゃうぞ」などと言われ

歯磨きをしていたことはないだろうか。著者は子供心ながらも、虫歯にはなるけど

虫歯菌なんているはずない、子供だましだと思っていた。

 が、どうやら実際にいるらしい。虫歯菌は糖などを栄養とし、その老廃物が酸となって

歯を溶かすという。ただ、穴を掘っているわけではないのだが。

 誰だろう、コーラで虫歯を溶かすと言ったのは。虫歯の穴自体溶かされてるものなのに

更に溶かして悪化させるとは滑稽である。

 虫歯と言うと虫歯菌がわいているようで嫌なのだが(虫歯になること自体が嫌だが)、

齲歯(うし)と言う呼び方もある。齲という字は一文字で「むしば」とも読めるのだが、

この場合は「虫歯」なのか、それとも「蝕(む)」の意味なのだろうか。

 動物は歯を磨かないが虫歯にはならないのだろうか。歯が酸に強い物質で出来ているの

だろうか。そうでなければ幼児アニメみたく、動物も歯医者に行かなければならないだろう。

 

 歯槽膿漏て最近言われるけど、大体「シソーノーロー」て書かれるよね。

なぜ日本語なのに伸ばし棒。


体育の日


 連休を増やすための通称「ハッピーマンデー法」により、今年から10月の第二月曜が

体育の日となり、それが今日である。

 もともと10月10日の体育の日はあの東京オリンピックが開幕した日であり、

統計上1年で最も雨が降らない日の一つとされていたのだが、それも関係なくなり、

しかも今日は生憎の天気である。まあ1日しか変わっていないが。

 体育の日といえば小学校では運動会が行われる日である。しかし著者の記憶で

体育の日に運動会を行ったことはあまり定かではない。そのせいか体育の日があまり

意味のないものになってしまった(休日なのは嬉しい限りではあるが)。

 小学生と体育といえば、当時は体育を「たいく」とよく呼んでいた。いちいち揚げ足を

取る時くらいしか「たいいく」と正さなかった。さすがに「たいーく」と言うことは

なかったが、冗談で言われたことも。

 さて、体育の日は体力向上をはかる日とされている。しかし休日は休日で、一日中

家で横になっていることが多い。連休になったとはいえ、一日だけ体を動かそうとする人も

少ないだろう。おまけに今日は雨だし。

 

 本当は今日元々講義がないからいつもの日の体育の日だったら4連休なのに……

さすがにそこまで休みはいらないけど


猫舌


 著者は根っからの猫舌である。

 熱いのを食べるのが美味しい、という理論は分かる気がする。だがそれができないのだ。

例えば水を含みながら食べるという手もあるが、それでは味が薄くなったり混ざったりして

宜しくない。といって冷めるのを待つのには時間がかかる。匙にとって息を吹きかけるのも

なんだか恥ずかしい気がする。

 あるテレビ番組で、猫はどのくらい熱いものが飲めるのかという、猫舌の実験を行っていた。

驚くべきというか、猫は猫舌の人よりも熱いものを飲むことが出来た。ということは

猫舌というのは猫に失礼なのではないだろうか。(とりあえずここでは猫舌という言葉を

使わせてもらうが。)

 自分が猫舌だから、舌を火傷したのだろうか。感じ方は違えど温度は同じのはずである。

猫舌ではない人ももっと熱いものでは食べられないだろう。どこから食べられなければ

猫舌という基準があるのだろうか。

 猫舌であるということは、それが熱いと認識されているのであって、感覚が正常であるとも

いえないだろうか。100度のものが平気な人はさすがに異常な舌であろう。

 

 でも辛いものは結構平気なのは矛盾?

もしくは辛いのを熱いのと勘違いして猫舌と言い訳してるのかも……



 平和の象徴とされる鳥、鳩の話。ちなみに鳩の字の成り立ちは、鳴き声が「九」の

音に似ていることから九と鳥が合わさった漢字を当てたらしい。

 駅前にはたくさんの鳩がいるが、どうしてだろう。また、他の鳩は人が近づいたら

逃げるのに、駅前のは逃げるどころか寄ってくるものもいる。誰かが餌付けをして

人が恐くないのだろうか。人よりも車の方が危険だとも言えるのか。田舎の鳩は作物を

勝手に食べようとするため農民に追い払われるから、逃げやすいのだろう。

駅前の鳩はただそ知らぬ顔で歩いているだけかも知れないが。もっと近くで見てみたい

気もするが、それをすると今後全ての鳩が逃げるようになるように思えて気が引ける。

 鳩時計は30分に1回、0分に時間の数だけ鳴くが、あれが夜中に鳴くのはちょっと

睡眠の妨害のような気がする(特に12時)。最近の時計で複数の鳥の鳴き声を集めて

時間別で違う鳥が鳴くものがあるが、夜中は鳴かないようになっている。鳩時計もその機能が

あればよいが、付いてそうもない。最近鳩時計を見かけないが、そのせいかもしれない。

 著者の住むマンションのベランダにも朝方鳩がとまることがある。窓を閉めているのにも

かかわらず目が覚めるほど大きな鳴き声である。だが追い払うことも出来ず、しばらく

布団にうずくまって我慢するしかない。

 

 見た目の割に大きい鳥だよなぁ。集団で襲ってきたらカラス並かも(汗)

温厚だから平和の象徴なのかな?


竹探(六)


 今回はタケクエ第一部の後半(第11話〜第20話)のストーリー紹介を。

 第3話で死んだはずの二人が理由もなく突然生き返る。ユーザー一人だけになって

また仲間が必要だが新しく考えるのも面倒だったのだろうか。次に馬売りを魔物から

助けて馬車を手に入れるが、これも2話しか登場していない。

 魔物の罠で食事に毒を入れられるが、なぜかユーザーの分だけしか毒を盛られない。

しかもバシルーラの呪文で飛ばされた2人の仲間にも再会し、解毒の呪文であっさり直る。

毒を盛った一つ目鬼(どう見ても知的そうではない)の立場がない。というかそれがオチである。

 砂漠越えのときはお約束でオアシスの蜃気楼が登場。目的地はDQの名所、あの転職の神殿

ダーマ。そこでユーザーが「勇者」であることが発覚するが、あまり意味がない。

他の仲間は転職するが、以前とまったく関係のない職で、しかも以前の能力が継承されていない。

そこで戦いもせずスライムが仲間になる。

 魔城が近づくと、呪いの人形で攻撃するという反則的な魔物も登場。仲間も魔城での

雑魚散らしでは最大級の攻撃を惜しみない。

 魔王の一撃を食らって生死のはざまの中、亡き父の魂に光の剣をたくされ、仲間の力を

一点に集め魔王を屠るという典型的少年漫画系であった。

 

 馬鹿な冒険記は二部に入ってさらにエスカレート……


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