傾き


 著者が疑問に思っている漢字がある。「」だ。この字はよく見れば

月が傾いている。楷書で書くときは、きちんと傾けて書くべきなのだろうか。

漢字検定のとき、月をまっすぐ書いて点を引かれないだろうかと思う。

 ある番組で漢字を書き取るクイズがあったが、「柔」の矛の下のはねを曲げて書いただけで

間違いとされた。細かいことだと思ったが、著者にもそんなことがあった。「蒸」の真ん中の

左右の部分を渋の右下の部分のように書いて点を引かれた。まだこれは仕方ない程度だが。

 小学生のとき漢字の小テストで、点を競い合う友達と、互いの漢字の細かい間違いを

先生に指摘して相手の点を下げ合いをした。跳ねがなかったり、ほんの少しだけはみ出したり、

口がつぶれていたり。

 「令」の下の部分はマでないといけないはずだったと思うのだが、殆どの印字で下は

真っ直ぐに書かれている。ワープロの変換が楽になった分漢字を忘れやすくなった上に、

正しい漢字が出ないというのはひどい話である。

 それでも「望」の月は曲がっている。……気にしすぎであろうか。

 

 泡井七 (何


駐輪


 駅前周辺は自転車放置禁止となっている。だが、自転車を駐輪する人は多い。

そして、「次に見つけたときは回収」等の注意書きを張られていくのである。

著者も何度かある。

 言い訳をすれば、本屋に立ち寄るために駐輪するのであって、「放置」したのではない。

放置というのは1日以上は置いていないとそう言わないと思う。さすがに捨てる人はいないと

思うから、その日のうちにその自転車は持ち主が移動させるはずである。本当に言い訳である。

 自転車といえば、アーケード街で自転車に乗って進入してはいけない所がある。

著者は必ず降りてから自転車を押して歩くのだが、入り口の注意書きを無視して乗ったまま

通る人もいる。高校生が多いが、中には大人も堂々と乗り入れてくる。自転車に関しては、

大人は子供のお手本にはなれそうにない。傘差し運転などにも当てはまる。

 二人乗りも危なっかしい。女子学生を後ろに乗せて男子学生が漕ぐことが多いが、

その逆を見たことがある。交通法の前におかしいことだと思ったが。

 国土は広いが人口の集中するのは一部で、自転車の多い中国ではあれほどの自転車の

駐輪場は一部である確保されているのだろうか。

 

 高校時代登下校自転車往復参拾粁……


ごみ箱


 誰かが「ごみばこは」美しさを護る箱だからと「護美箱」と当てたらしいが、

では本当の「ごみ」はどこへ行くのだろう。「護美」ではあるまいし。「ごみ」という

漢字は「芥」または「塵」であるが、「あくた」と「ちり」の読みのほうが印象が強い。

 著者の家には細長いごみ箱があるが、かなりの容量が入る。満杯に見せかけて、

圧力を加えると簡単に沈んで余裕が生まれる。しかし調子に乗って捨てないでいると、

本当に一杯になったとき、無理に圧力を加えてごみを加えると、数分後に底のごみが

バネとなって上のごみが溢れ返ってくる。そのころになって渋々ごみを捨てに行くが、

今度は底の方が詰まっていてなかなか取り出せない。自業自得である。

 自動販売機のそばの空き缶入れに、「他の場所からの空き缶は捨てないで下さい」と

いうのを見たが、くずかごにくずを入れてはいけないというのはどういうことだろう。

自分の所が処理しなくてはならないから少ない方がいいと思っているのなら、初めから

自販機を置かなければいいのに。せっかくくずかごに捨てようと思ったごみも、他に入れる

場所がなくて、こそっと陰に捨てる人が出るかもしれない。遠足などで「ごみは持ち帰る

ように」というのは、多人数が一斉に出せばすぐに溢れるからだろうが。 

 

 ちり紙交換「古新聞・古雑誌・ぼろ布・バッテリー……」バッテリーって……謎。


日に一本


 「1+1=?」と聞かれたとき、カメラの前でなければ意地悪な問題である。

(カメラの前ならば、「にぃ」と答えさせて笑ったような顔が写せるため。ちなみに

第八十三段「一足一等一」は考えない)「2?」と答えれば、11か、41か、

たんぼの田である。「1+」を合わせて4にしたり、「1+1=」を合わせて田にしたり。

こっちが「たんぼの田」と答えるとすかさず、「2に決まってるだろ?」と馬鹿にする。

 漢字のクイズならば先に言って欲しい。「一週間の中で水と金は仲間外れ。なぜか?」

他の曜日の漢字は2つ並べて別の漢字が作れるから。本当に水や金を2つ並べた漢字は

ないのだろうか?漢字は約五万字ある。その中から探せば見つかるのではないか。

大漢和辞典(全十三巻)に載っているが、流石に探す気にはならないが。書き取りで

なければとんちの問題である。それもひねくれた問題。

 最後に、このような漢字のクイズを出そう。親にいきなり解かされた問題である。

 「日日日日日日日日日日」

 上記のように、日という字が十個ある。それぞれの日に一本ずつ線を足して、異なる漢字を

作ってもらいたい(例:「三」+「一」=「王」)。八つまでは出るのだが。

 

答え(右をドラッグ)  田、由、甲、申、目、白、旧、旦、
最後は二つの日を使って一つの漢字を作る。ちょっとズルイ。


百回


 さて、この徒然笹も百段を迎えたが、この「100」という数、一見きりのいい数に

見えるが、例えば十六進数では「64」、二進数では「1100100」という、半端な

数である。十進数でこそ、綺麗な数に見えるだけなのだ。

 十進数が一番普及されているのは、手の指の合計が十本あり、数をまとめるのに丁度

いいからだ。日本では、殆ど十進数だが、ダースやポンドなどの単位は十二進数や

十六進数である。時間も六十進数なのも気づいているだろうか。

 そうは言うものの、一般的に十進数なのだから、それにあわせた方がいい。だが、スーパー

等では98円などの「十進数からは」きりのいい数字ではない。と思えばそれを利用し

ぴったりの値段を宣伝している店もあるが。逆にテレビの番組で「衝撃の映像101連発」

などの百を越えるものも出てくる。他のものと差をつけたいがために1だけずらすのだろうか。

オークションで「10,000円」と言われた次に「10,001円」と言うのは、あまりにも

けちくさいし、すぐに抜かれるので意味がない。しかしその丁度の数も1の差でも抜かれる。

 1が積み重なって100個になったときに百なのである。そしてさらに1が積み重なっていく。

この百段も、通過点に過ぎない。

 

 素直に喜べよ自分……まあ自分で書いたもんだからなぁ


挙手


 よく考えてみれば、小学生のときぐらいしか自分から手を上げようとはしなかった。

小さいころは誰もが目立ちたがりやなのだろうか、それとも問題がわかったことを

自慢したかったのだろうか。それは学年が上がるごとに無くなっていき、アンケート

などの必ず1回は上げなければならないのも億劫になってしまっていた。

 しかし、手を挙げるのならばひじを真っ直ぐ伸ばして高く挙げることを心がけている。

曲げて挙げているひとを見てると、なんとなく「ちゃんと伸ばそう」と思うからか。

「人のふり見て我がふり直せ」である。

 そんなことで大学生になったのだが、英語の授業で、英文をいくつかの部分に分け、

何人かの学生に自主的に英訳させるというのがあり、その部分を誰がするかで手を

挙げさせていた。著者も、少しまじめに勉強しようと思っていたので、簡単そうな部分で

手を挙げたのだが、後ろで少し早く手を挙げた学生に取られてしまった。訳するのは

かなり面倒なことなのに、なぜか悔しかったので、次にやろうと思ったときは、小学生

以来一度もなかったほどの速さで手を挙げた。だが、同じく手を上げた人にジャンケンで

負け、やはり訳の部分を取ることはできなかった。

 

 なんか英語やる気失せそうな……(ぉぉ


丈`


 人名で「丈`(丈の右上に点を打ったもの)」があるが、これは本当にある漢字なのだろうか。

それとも丈と同じなのだろうか。しかし日常では「丈`」は見ない。人名だけに使われるのか。

名前の画数で性格などが決まるというが、それによるとそれぞれの字の画数が奇数か偶数かに

かたよるのはよくないらしい。そのために点を打って画数を変えているのだと思われる。

ちなみに著者の本名は偶数と奇数が等しいが、「泡井七月」は――全部偶数である……

実際は特有の数え方で、本来の画数から一画くらいずれがあるらしいが。

 それはわかるが、吉の「士」の部分が「土」になっているのをよく見る。その字を苗字に持つ

人に聞いても「土」と書くらしい。それでも読み方は「吉」と同じである。士と土では字が

全然違う。「天」の字だって上を長くと教わったのに。「末」と「未」でも全然字が違うのに。

画数は同じだが、これこそ「特有の数え方」で、画数が違うのかもしれないが。

オークションで「10,000円」と言われた次に「10,001円」と言うのは、あまりにも

 「王」と「玉」と言えば、将棋で一番大事な駒だが、昔はどちらも「王」の字で見分けが

付かなかったらしい。後に「ギョク」の方に点をつけたという。その名残で、両方とも

「玉部〇画」なのだという。しかしそれならば「王部〇(一)画」なのではないだろうか。

 

 全部偶数……HN変えようかな(汗)いや、しないけど


竹探(九)


 魔物が出なければ物語は続かぬ。というわけで三度魔王征伐のたびへ。

あまりにもキャラが増えすぎたその反省からか、ヘンリーを復活させて復讐をさせるが、

当然返り討ちに。だがここからユーザーではなく、自分より美形のシャノンに逆恨みする。

しかし当時の絵ではどちらも同じように、美形とは言い難い絵であるのは言うまでもない。

 アイデアまでもつきたのか、シャノンとそっくりのキャラ・ザッツの登場。このキャラは

微妙に姿格好は変えたものの、今も残っているキャラである。ちなみにこの回では

容疑者Aも再登場。またもや人質を取っていた。要求も謎のままであった。

 そのザッツは、心臓病ですぐ死ぬことに。しかし本当の死因は病気とは関係なく、

魔物に心臓を貫かれたからである。そんなものは誰だって死ぬだろう。

 そしてまたもや献血をしてピンチに陥る。今回の献血は魔物の罠などではなかったのだが、

翌日なぜか魔王自らユーザーたちを倒しに現れる。が相打ちになり魔王も重体になる。

魔物と人間では血液が違うはずなのに型が同じだということで、魔物たちはすでに献血した

シャノンからさらに血を抜く。体中の血が全く無くなるのだが、それでも生きているシャノンは

もはや人間ではない。というか著者(小学生)の無茶な設定である。

 

 というかシャノンが主人公になりつつあるのぉ……


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