転生


 夜中寝る時にふと、「生き物は死んだら意識はどうなるのか」と考えたことがある。

いわゆる「魂」というものが存在しないのなら、死んだあとは永久に眠ったときの

ようになるのだろうか。あまりにも漠然としすぎているし、希望も何もないので

別の考えにしよう。「魂」が分離するとして。

 天国や地獄が思い浮かぶが、死んだもの全部がそこへ行くとすると、今までの

累積で膨大な数の魂がいることになる。魂自体が消えないものとすると、そこで

永遠にいるということなのか。存在する意味がない。いや、すでに死んでいるが。

 やはり「生まれ変わる」というのが理想的のような気がする。前世の記憶をなくして、

人間だろうが魚だろうが蟻だろうが何かになるのだろうか。前世より前もそれを繰り返し、

我々は運良く(?)地球上でもっとも栄えている人間に生まれ変わったのだろうか。

 何十億年か先に太陽が死滅し、生物は地球上では生きてはいけなくなる。転生するにも

新しい生命がなければさまよったままである。そうでなくとも、転生は永遠に繰り

返されるのであろうか。それに気づかぬまま、我々は一日一日暮らしてるのかと思うと

虚しさばかりがこみ上げるのみである。

 

 リンカネ記念。あまり深く考えすぎないよーに。


一週間


 疲れて休みたい時、「一週間が短ければなぁ」と思うことはないだろうか。

そもそも一週間はなぜ7日なのか。聞いた話では、神様が世界を作ったとき、7日で

仕上げたからだという。しかも6日で終え、最後の1日を休息にとったことから、

日曜日は休みらしい。だがこの話は可笑しな点がいくつかある。

 7日目が休息とはいえ、8日目以降は何もしていないような気がする。つまり

一週間は6日でもよいような気がする。ただしその場合は休みの日はない。

カレンダーには、ほとんどが日曜〜土曜となっており、週の初めは日曜とされているが、

その神話によると、月曜〜日曜とすべきで、週の初めは月曜となるのではないか。

確かに月曜から物事を始めるし、週末と言えば土日をさすので、後者の方が合点はいくが、

そういうカレンダーをみるとやはり納得いかないような気がする。いつも日曜〜土曜のを

見慣れているからだろう。

 「月月火水木金金」とは戦争中、休まずに働けという意味で言われた言葉らしい。

ちょっと上手い、と思ってしまったのは不謹慎かもしれないが、これを見ても、

日曜が初めで土曜が終わりだったのだろうか。

 

 ロシア民謡「一週間」を歌ってる奴、あれしかやってないように思える……


芋好き


 親にそう言われてあきれられるほど、著者はポテトチップやフライドポテトが

好きである。油っぽいのはともかく、塩っ辛いのは、表面にまぶしてあるからで、

食パン2枚よりもポテトチップ1袋分の方が塩分は少ない、と袋の裏に書いていた。

塩分が多そうだから敬遠していた消費者の誤解を解いて、より多く買ってもらおうと

しているのだろう。まあ内容は正しいのだが。

 地元では鳴門金時というさつまいもがあり、ふかしたり天ぷらにしたりしてよく食べる。

女性がさつまいも好きというのは、ケーキと同じで、芋の中でも甘いほうだからだろうか。

それなら、女性は甘い物好きというのはどこからきたのだろうか。辛い物好きの女性も

いるだろうし、甘党の男性がいてもおかしくはない(両党は言われるが)

 とろろいもをすり、ご飯にかけて食べるのもおいしい。その時にいつも味付け海苔を

小さくしてかけるのはなぜだろう。しかもいつも手がべとべとになって気になってしまう。

袋入りなら、そのまま粉々にしてから袋を開ければいいのだが。

 上記のように著者の芋好きは本当のようだが、煮しめの里芋などは好きではない。

むしろ煮しめ全部の味付けが好きでないのかもしれないが。

 

 「おじさーん、おいもいくら?」「300万円」「300万円」「300万円」「300……」 ←しつこい


来年の話


 年末になると、来年の予定や目標を考える。おりしも来年は新世紀。

何かを始めようと企んでいる人もいるだろう(いい意味で『企(画)』。

ちなみに『いい意味で』と言った時には、内心では良くないと思っている

ことが多い)。いろいろ考えるのが楽しいのに、それを馬鹿にしたような

ことわざがある。「来年の話をすると鬼が笑う」

 ここでの「来年」というのは、次の年というよりも、一年以上先のこととか、

単に未来のことだと思われる。だがなぜ鬼が笑うのか。悪いイメージがある、

またはいつも怒っているような鬼に笑われると言うことは、愚かな行為を

しているということなのだろうか。「狸の皮算用」という言葉もあるが、

そういう考えでないこともある。

 過去を振り返って反省するのも大事だが、あまり悔やんでも仕方が無い。

それよりも未来どうするかを考える方が大事のような気がする。そんなときに

「来年の話をすると鬼が笑うぞ」と笑う人は、先のことを考えていない

「アリとキリギリス」のキリギリスかもしれない。

 

 「キリギリス=さぼり」というイメージも良くないなぁ。

働きアリの3割はサボってるって言うし


結果論


 野球で、ランナーが盗塁を失敗してアウトになった後、バッターがホームランを

打ったら、あのランナーが余計なことしなければもう一点入っていたのに、と思うだろう。

しかしランナーがいなくなったから、バッターが大きな当たりを狙ったのかもしれない。

下手にながそうとして、ダブルプレイになるよりはましだ。

 「あの時こうしていれば」と悔やむことは多々あるだろう。しかしそこだけを直して

他の部分を考えていないことも多い。選択肢が変われば、その後の人生も変わって

いるはずだ。いいところばかりとっていけるなんて都合のいい事はない。そんなに

悔やむなら今から始めたら、と思うのだが「今さら」などと思いせず、しばらくたって

また同じことを考えるのだ。

 ニュースの特集で、日本の真珠湾攻撃が無ければ原爆を落とされることは無かった

ろうに、と戦争に参加していた人は語るが、被爆者には悪い言い方かも知れないが、

日本が負けたおかげで今の生活があると思う。例えアメリカに攻撃を仕掛けなかったと

しても、他のアジアの国を攻撃しつづけたかもしれないし、未だ世界から孤立して

いたかもしれない。もちろんこれも結果論に過ぎないのだが。

 

 高校の友人によると著者は結果論が多かったらしい……


落下


 筆箱というと、直方体のものを思い浮かぶが、ビニール製のもある。しかし

筆入れと言うと習字の用具であるので、ここではすべて筆箱と言うことにする。

 学校の机は教科書、ノートを広げるとやはり狭く感じ、筆箱の場所に困る。

基本的に前方の中央に置くのだが、何かの拍子に筆箱が落ちることがよくある。

このときよりによって広範囲に散らばることが多いのは気のせいであろうか。

しかも机の向こう側なのですぐに拾いにいけず、周りの人に迷惑をかけてしまう。

 もし落ちたのが一つだけで、自分の近くだったら、他の人に拾ってもらう前に

自分が拾いに行く。拾ってもらった人に礼を言うことが結構わずらわしいので、

相手が拾おうとする体制でもすばやく拾えば礼を言わなくて済む。逆に相手が

落としてしまった時は礼を言ってもらうのも面倒なので気づかない振りをした方が

いいかもしれないが、どちらかと言えば拾うことが多い。

 新しい字消しは四角いので落としてもその辺で止まるのだが、よく使ったり

欠けたりした物は弾力もありラグビーボールのように変な方向へ転がって見失って

しまう。そして授業が終わっても見つからないか、存在を忘れてしまっている。

 

 ↑今日やってしまった……次の講義中に思い出してやんの


お年玉


 もうすぐ正月。子供たちは親類の数を数えお年玉の額を皮算用し、逆に大人は

袋にお金を入れながら懐の寒さに悲しくなる、両極端な一年の幕開けである。

 著者はもうすぐ成人である。いつまでお年玉がもらえるのかが心配であるが、

それ以上にいつからお年玉をあげなければならなくなるのかが気になっている。

いとこ同士の中で一番年下なのが著者である。そのままお年玉をあげる年齢も

一番速いのではないか。著者の場合は親類に会うこと自体が億劫なので出すものも

減るだろうが(でももらうものはもらう)。

 ところでいつからお年玉をもらっていたのだろう。幼いときは使い道が無いし、

親がもらっていたのだろうか。小学生になってもしばらくは、持ちすぎだからといって

貯金してあげると親に取られるが、本当に貯金されているか定かではない。また兄弟が

いるときは、同じ金額を上げると兄が怒り、差をつけると弟が怒る。大きくなると

同額でも気にしないのだが、同時にもらうのをやめるため、弟の方がそんかもしれない。

 お年玉は、欧米ではあまりない行事のようで、もしかするとおもちゃ業者が

クリスマスに続いての売上増進のために作ったのかもしれない。

 

 「落とし玉」の洒落は飽きた


落下


 4巻からノートの種類を変えたが、説明上では意味が無い。

 エルフの王子を人質にとった形となる魔王側は、エルフの女王に、また人間との

仲を裂くように仕向ける。息子の命には代えられないと、女王は条件を飲むことに。

 死ぬ前に精神体となった占い師リメイラは、弟子のウナイザに、サロンの弟ユマに

今までのことを伝えるように言い、彼と同化してまた旅をすることに。兄の死を聞いた

ユマは落胆したが、それよりも敵討ちをしようとする意志が強く、自分こそ魔王を

倒してやると決意を固める。

 2人(3人?)はイベリオの後継者のペザロに会いにシノップ城へ行く。そこで

王女が人質になるという事件があるが、ペザロが見事姫を救い出す。イベリオの

遺志を継ぎ、彼もまた魔王退治の旅に出る。王様はまた見捨てられる。

 キミリ神殿で賢者バルデラの右腕エブルーに出会うが、その時謎の力によってワープ

させられる。それはエルフの王子の護衛のラッセルで、彼らの腕を確かめるために

女王には内緒で、洞窟の魔物を退治してもらうよう頼む。そのとき自分をかばって

魔物の一撃を受けラッセルが大怪我を負ったとき、ユマの中で何かが切れ、別の人格が

魔物を惨殺する。リメイラは、薬の副作用では、と言った。

 

 今回のキーワード:慢性心身浮上的貧血症候群(謎)


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