ずるい


 ずるい=悪いこととすぐ結びつくが、果たしてそうだろうか。野球で言うと、

隠し球でアウトにされたランナーがそう思うかもしれないが、隠し球をする

ときもピッチャーはプレートから離れなくてはならないなどルールがある。

そうでなくても当たってもいないのにデッドボールだと言い張って、本当は

当たっていないとばれても何のペナルティーもない。フェアではないけれど、

やってもいいことなのだ。

 だからやってはいけないことには「ずるい」は使わない。答えが2通り取れて、

片方を答えられるともう片方が正解という……というのはずるいというもの

ではない。ただこの場合は「じゃあ答えた方は間違いなのか?」と訊ねられれば

それまでである。こういうものは必ず自分の墓穴を掘る。それが無いものは、

そうだから「ずるい」のである。
 
 別にずるいことを推奨しているわけではない。こんなことばかりやってたら

人間的に嫌われるだけである。たまにからかう程度に使うのがよいだろう。

例えば、「問題:左の図形に四角形は幾つあるか。」

┌┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┘

 

答え
(黒い部分をドラッグ)
0個。左には図形は無い。ここで置いておくと手抜きに思われるので、
右を数える。(1+2+...+7)x(1+2+...+5)=28x15=420...だと思う(ぉ


対義語


 「右」の反対は「左」、「上」の反対は「下」。この程度なら誰でも知って

いるだろう。「暗い」の反対が「暗くない」と答える子供はいるのだろうか。

国語の漫画でそう答える子供がいたが、そんな間抜けにならないよう勉強しなさい、

ということであろうか。

 これが中学生レベルになってくるとそんな裕著なことを言ってられなくなる。

「積極的」の反対は「消極的」であるが、一文字しか変わらなくても文字自体の

意味は反対とは言えないので難しい。実際は簡単だと思って勉強していないから、

試験の時何も浮かんでこないのである。

 ところが高校を超えて誰も知らないような対義語になってくると、使いそうも

無いのに豆知識として知りたがる。「しめしめ」の反対が「しまった」など、今や

しめしめと言う人もいないのに。

 しかし著者は、「字が変わる」対義語はわかるが、「不・未・非・否」等がつく

否定語は納得がいかない。「常識」の反対が「非常識」なんて、「暗くない」と同じ

発想である。他の言い方もあるかもしれないが。

 

 「つまらない」の反対は、「つまる」じゃなくて「おもしろい」だと思うんだけど、どうかな?(何


女性限定


 先程ニュースで紹介していたが、女性限定のものが増えているらしい。

例えば電車の女性限定車両。確かに痴漢に遭わなくて済むし、男性もあらぬ

疑いをかけられる心配もないのであってもよいだろう。しかし「男性限定」と

いうものがありえないというのは当然だが謎だ。

 女性専用駐車場といって、幅が50cmも広いスペースを作ったマーケットも

ある。男女で運転の上手下手があるのかと思ったが、身長の差でバックのとき

後ろが見えにくいものらしい。しかし女性でも背の高い人はいるし、男性で背が

低い人の駐車はてこずる。

 一番わけがわからないのは女性専用の墓。死んでまでこだわるものなのだろうか。

著者が男性といえど、こればかりは意味が無いと断言する。何でも女性限定と

銘打って女性の客の気を引こうとしても、墓を扱うような人が商売を考えては

いけないとも思うのだが。

 別に男だからといって、この状況をねたんでいるわけではないが、この傾向なのは、

やはり今まで女性が被害を受けることが多かったということだろうか。

 

 全く関係ないが、そのニュースで紹介してる時のBGMがFANTASYだったんでつい(爆)


賽銭


 正月になると、初詣にでる家族連れで神社は人で一杯になる。皆は競い合って

賽銭箱にお金を投げ入れる。人が多くて賽銭箱から遠い場合は、遠くから

投げ込むらしい。届かずに人の物になりそうな気もするのだが、そういうマナーの

悪い人の賽銭は額が知れている。中を見てみれば一万円札が入っていることもある。

一体何をお願いしたのだろうか。

 賽銭を入れるにも、十円は遠縁(とおえん)になるから駄目だとか、五円(ご縁)や

四十五円(始終ご縁)はよいとか言われるが、ただの日本語の語呂合わせである。

だいたい、昔は五円でも大金だったから、そういう習慣はなかったはずだ。最近になって

言われるようになったことだろうから、あまり信憑性はない。

 高校受験のとき、近くの神社にお参りするようにと千円渡された。つまり千円入れれば

合格させてくれるということか。額の問題ではない。信じる信じないは別にして、

もしそれで合格させてくれるのだったら、お参りする人全員が合格するのか。その人数か

定員より多ければ、必ず落ちる人が出るだろうに。それよりも神頼みしなければ

合格できないと思われているのに腹が立った。受験は当然個人の実力で決まる。

 

 というわけでその千円は懐に「納」めました(爆)


ものまね


 年末や休みには特番でものまね番組が放送される。親はものまねが好きだが、

著者はどうも好きになれない。見た目がそっくりなだけなのは楽しめるが、それは

真似ようとしての顔ではない。

 メイクして顔真似をする人。この場合は確かによく似てることが多いが、

声は似ていないことが多い。声真似を主とする人。その人の特徴を忠実に出すことの

努力は認めるが、本人が「似てない」と言っているのにもかかわらず、その声で

「似てない」と真似するのが腹が立つ。しかも同じことを繰り返してしつこい。

 素人の場合は、歌真似をするときは単純に歌真似、あるいは癖をみせるだけで

いいのだが、よくテレビに出てくるようになると、「〜を歌う○○」など、歌の

本当の歌手と真似している人が違う時があってやはり腹が立つ。

 子供同士でやるいたずらで、相手と全く同じ行動、言動をするというのがある。

「やめろ」と言っても「やめろ」と言い返されるだけである。そこで、例えば

AがBの真似をしていたとして、Bが「Aの馬鹿」などと言うと、Aはしっかりと

「Bの馬鹿」と言い換える。

 

 bemaneはどーなん、というツッコミはなしで(ぉぉ


折り紙


 正方形の紙一枚だけで、いろいろな形のものが作れるというのは結構すごい

ことなのだが、ほとんどの人が子供のころしか折り紙をやってないだろう。

手先が器用になるからいいものとも思えるのだが。

 折り紙と言えば折鶴だが、久しぶりの折ろうとすると、最後の方で羽がうまく

いかない事が多い。それで面倒になって放っておく。すると出来る人がいつのまにか

直しているのでちょっと腹が立つ。

 千羽鶴というと病気の回復や何かの成就のために折るものとされているが、

なぜ鶴なのだろうか。鶴や亀はめでたいものとされているからか。なら折りやすそうな

亀のほうがすぐ作れそうなのだが、亀は歩みが遅いので、空を飛ぶ鶴の方がすぐ

願いがかないそうなのでそうなのだろうか。むしろ手間のかかった方が願いが

叶いそうな感じがするからか。でももっと直接的に叶うようなことをした方が

いいような気もする。千羽鶴を折ったのに願いが叶わないのは虚しい。

 折り紙なら折るだけに留めるだけだと思うのだが、切込みを入れるのはちょっと

邪道だと思うのだが、そう思う時は近くにはさみがないときである。

 

 ポケモンの折り紙なんか最近なのによくあみ出したよなぁ


建設反対


 隣町の道路の路肩に、産廃炉建設反対のボードがいくつも取り付けてあった。

近くに産廃炉が出来れば、当然空気は汚染されるし、最近になってダイオキシンが

知られるようになってから、反対の声はさらに強くなってきただろう。

 しかしもし反対意見が通って建設しなければ、そこで処分するはずだったごみは

どうなるのだろう。既にある産廃炉で処分するにしても、そこの汚染がさらに

激しくなるか、もう処理能力が限界だから新しいものが必要だったのかもしれない。

それにその町で建設が見送られても、どこかの町に建てねばならないのは変わりない。

なぜかと言うと、その反対している住民たちが出したごみが溢れかえっているからだ。

もちろん全員がそういうわけではないが、頭ごなしに反対と言わず、もう少し話し合いの

場というものを作らないものだろうか。

 著者の住む徳島といえば、第十堰の問題が有名だが、確かに老朽化は防げないだろうから

補強は必要だろうが、住民が必要ないと言っているのに何故そんなに可動堰を推し進めるの

だろうか。まあどちらかの状況で、洪水が起きた時に堰が決壊して被害が出たと時に

やっぱり逆の方が、とも言い切れないのでなんとも言えず。

 

 「第十」って地名ってこと知ってる人少ないだろうな、地元でも(ぉ


作品(九)


 ユマたちの前に立ちふさがった魔王マデラの片腕、エグス。剣の腕に長け、

一太刀でユマを瀕死に追い込む。圧倒的な強さで何をしても負けるような状況でも、

子供でなければ、必ず「奇跡」などで助かるとわかっている。奇跡かどうかはしれないが、

ナキナが聖なる魔法でユマを回復、同時に魔物は聖なる光を受け、消滅する。が、

使ったこともない強力魔法がいきなり発動し制御できないまま全力で放出したため

今度はナキナの生命が危険にさらされる。するとユマの人格が変わりナキナを抱え

とにかく魔王城へ向かう。魔王城ではすでに魔王とシャノンが魔法中心で闘っていたが、

魔王の手下の乱入によりシャノンは倒される。

 他の仲間たちが戦っているとき、ナキナを抱えたユマが登場、ユマはシャノンなら

ナキナを治せることを知っていた。そのまま魔王に立ち向かう。折れた剣から光。

必殺剣ライトソードで魔王を追い詰める。ナキナを盾にしようとした魔王だったが、

ライトソードはナキナの体をすり抜けて魔王を両断する。この辺は御都合主義かも。

 魔王が二人もやられたのはバンドームのせいだとし、彼の補佐に化けていた長兄マローは

彼を殺す。そして第一部は終わり。主人公も変わり、新しい話となるはずだったが、

あまり先を考えていなかったので挫折。よって実質7冊70話で完結である。

 

 だから完結じゃねーって。魔王まだいるって。でも描く気起こらん……


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